大人になって気付く、自分の「食力」
私が「食育」に興味を持ったきかっけ。
ハッキリ言って、「子どもが好き!」とか、考えたことが無かったです( ゚Д゚)
好きでも嫌いでもなかった。
今では好きです( ´艸`)
最初のきっかけは、両親です。
父は調理師で、社員食堂で働いています。小さい頃に何度か、厨房にお邪魔したことがあります。
母は、昔は父の手伝いをしていたり。別のところで、パートとして働いていたりと、色々でした。
弟が一人います。学年が同じです。
私は5月生まれですが、弟は翌年の3月30日に、早産で生まれました。
だから、同じ学年。
茨城県の海と川に挟まれた土地で。
家族4人、特別裕福でもない家庭で育ちました。
我が家の決まりごとは、「家族そろってご飯を食べる」こと。
高校生にもなると、少々難しくはなりましたが、基本的には「一人でご飯を食べる」ということが無かったです。
父は仕事柄、帰りが遅くなることも多かったです。家で料理をする姿は、ほとんど見たことがありませんでした。
あえて言うなら、自分の晩酌用に簡単なおつまみを作っていました。
(それがまた美味しそうで、美味しかったので、横から頻繁に狙っていました(笑))
家族4人が揃わないと、外食に行くことは無かったです。
母に「今日のご飯なーにー?」と尋ねると、決まって「あるものスペシャル」と返事がありました。
お手伝いは率先してするタイプではなかった私。
弟の方がお手伝いをしていたと思います(;´∀`)
高校卒業後は、大学へ進学するため上京しました。
大学では、父の影響もあって栄養の分野に興味を持ちました。
理由はそれだけ。栄養の角度からも「食」を学んでみたいなー、と。
料理は、嫌いではなかったです。でも、特別好きでもなかったです。
4年間学び、栄養士を取得しましたが、管理栄養士の試験には不合格。
進路をどうするか考えていましたが、仕事として料理や栄養に関わる気はなく。
運良く自分が通っていた大学の、事務職員として就職することになりました。
しかし、自分に合う仕事だとは思えず。
契約期間の3年で退職。
その後、人材派遣会社、不動産売買の会社、介護アシスタント、脱毛サロンのエステティシャンなど・・・転職を繰り返しまくります。
悩みに悩んで、「起業」という選択肢があることを知り、行動します。
2018年8月。
アメブロ活用のサポートで、起業。
と同時に。
現実的に考えて、安定して少しは収入を作ろう、ということで小規模保育園のパート調理員としても働き始めました。
前振りが長くなりましたが、「食育」に興味を持った大きなきっかけは、この保育園調理の経験です。
生で、子どもたちの声が聞ける。
「おいしい」「おいしくない」
「甘い」「すっぱい」「嫌い」「好き」「できない」
無邪気で、食べること1つとっても、子ども達には新鮮なことで。
そんな子どもたちを見ていて、ふと。
過去の、私が育った環境と照らし合わせたときに。
「あの時、両親がこんなことをしてくれたから、今の私の『食』に対する考え方があるのかもしれない」と気付きがありました。
冒頭でも触れましたが、料理が特別好きなわけではありませんでした。
今も、食べてくれる人がいるから料理をするだけで、やっぱり特別好きではありません。
でも、食を考えることにあまり、苦労したことが無いのです。
自然と食べるものを、選べ、作れ、楽しい食卓を囲むことができています。
極端に太ったり、痩せたりもしません。
私の健康法は、完全に「食」です。
これって、「食育」なんじゃないか?( ゚Д゚)
と、思ったことが、すべてのはじまりです。
難しくない、自然なスタイルの「食育」についての情報を伝えられたらと思います。
「食育」は、子どもだけのものではありません。
大人にこそ大切なものだと思っています。
私自身も、まだまだ勉強中の身ですが、それでもお役に立てることを発信していけたらと思います。
2020年6月より、新たに保育園の栄養士として働くことになりました。
現場経験もガッツリ積みながら。
2021年3月に実施される管理栄養士の試験に再挑戦して、合格も目指します(`・ω・´)✨
初めての記事だったので、自己紹介として簡単に自身のことを書きました。
プライベートな日記は、今後アメブロで更新していきます。
→アメブロ
簡単ステップお料理の紹介は、インスタでもしています。
→インスタ
noteでは、専門的な内容を中心に書いていけたらと思っていますφ(..)
よろしくお願いいたします(*´ω`*)
梨乃