「生きているけど、死んでいる」この感覚はなんというのだろう


朝起きて、窓を開けて、白湯を飲んで、化粧をして、朝ご飯を食べて

会社に行く、仕事をして帰ってきて、お風呂に入って、ご飯を食べて

寝る。

カラダは毎日「イマ」この時間を刻んでいる。

でも心は、毎日将来の不安や恐怖に覆われている。

私はずっとこの状態に悩まされていた。

どう表現したら分からないけど

生きているけどココロは「イマ」を生きることが出来ない⇒死んでいる

不謹慎かもしれないけど、生きているけど死んでいる そんな状態だ。


正直誰にも相談できなかった。絶対変だと思われるし、なによりも考えすぎだよの一言で終わってしまうと思ったから。

それに自分でも、苦しいけれど、一時期それでいいとも思っていた。

自分は先の不安をちゃんと予測できている。その対策も始めた。

自分はバカじゃない。ちゃんとした人間だ。

そう思っていた。そうやって肯定することでうまく生きていると思っていた。

だけど、それは違った。

頭は心は同じようで、違うから、頭はそうやって解釈することで

うまくだ騙せたけど、心はちがった。

イマこの瞬間を楽しめてない自分に、ちゃんと気づいていて警報を出していた。

ふとした瞬間に突然に涙が止まらなくなった。

その瞬間を楽しいと思ったとき、心から感動したという感情が湧き出てきたとき。

私が本当にやるべきことは、不安を肯定することではなかった

私は、「イマ」を感じてちゃんと生きることを許してあげることだった。


勿論、先の事を考えるのは大切かもしれない。でも人生は自分が主人公なのだから、自分の「イマ」を生きないと勿体ないじゃないか。 

そう思って最近は「やりたい」って思った事を自分にやらせてあげている。

またHSP気質な人は、先の事を考えすぎてしまう癖があるらしい。

それも知れてよかった。

これからどうなるかなんてわからない。

勿論不安なことはたくさんある。でも少なくとも心が生きた毎日を送りたい。




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