差がつく!オリンピアンが教える「走り方の基礎」
スポーツは走りが基本
陸上競技にはさまざまな種目がありますが、走る動作を伴うものがほとんどです。跳躍種目やハードル種目では、走りで生み出される最大速度と記録の相関が認めれていながら、小手先のテクニックに目が行きがちです。
どの種目であっても、テクニックを磨くこと以上に、まずは走りをきちんと取り組み、速く走れるようになることが重要なのです。
また、陸上競技に限らず、サッカーや野球などの球技であっても、足が速いことがそのままその選手の武器になります。今や、プロスポーツ選手も走り方を学ぶ時代になりました。それほど、走りというのは基本であり、重要なのです。
速い走りとそうでない走り
では、速い走りはそうでない走りと何が違うのでしょうか?
速い選手は「スーッと軽やかに」、遅い選手は「腰が落ちてバタバタと」なんてイメージはなんとなく浮かぶと思います。
しかし、具体的に何が違うのか、聞かれて答えられる人は多くはないでしょう。
簡単に、解説していきます。
1.姿勢の違い
スポーツする上で姿勢が大切だというお話はしたかと思いますので、細かい説明はここでは割愛します。
走りは、大きく2つの局面に分けることができます。
「サポート(接地)局面」と「フライト(空中)局面」です。
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