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文学フリマ京都8で完売!たくさん喋って楽しかったはなし。
先日、文学フリマ京都8での出店が終了。
有難いことに、11時の一般入場が始まってから、16時の終了時間まで忙しかった。
袋やフリーペーパーが無くなるくらい、いろんな人に本をお迎えしてもらい、最後はそのままお渡しになってしまった。
お迎えしてくださった方やブースへ来て声を掛けてくれた方、お話した方、いろんな人に来てもらって嬉しかったです。本当にありがとうございました。
今回はそんな文学フリマ京都8であった出来事について書きたい。
売るための戦略
今回は「夢乃くらげ」ブースと「うにゃむにゃ(パートナーとやっている文芸サークル)」ブースと、合計して2ブース出店した。
![](https://assets.st-note.com/img/1705365542222-uAI2ltI2YR.jpg?width=1200)
前に文学フリマ大阪11へ出店したときは、ブースがごちゃごちゃしてしまって見づらかった。そのため、あまりブースを見てくれる人がいないという状態に。
![](https://assets.st-note.com/img/1705365251402-wqKkpqdidz.jpg?width=1200)
その反省から、できるだけブースをシンプルにした。何があるのか分かりやすくしたのだ。
1ブースにつき、1冊のみ置くことにして、ブースのレイアウトもシンプルに。
とにかく、ブースの前を通った人たちが一瞬で分かるような、「なんだろう?」と思うような見た目にしたかったのだ。
そして、その戦略は当たっていた。
開場して10分で1冊目が売れ、その後もどんどん売れていき、びっくりしながら袋詰めなどの作業をしつつ、来てくれた人と話したり、売ったりで忙しくなった。
そして、結果的には「夢乃くらげ」「うにゃむにゃ」で合計40冊くらいお迎えされた。
![](https://assets.st-note.com/img/1705365313480-cgb1hLFs2h.jpg?width=1200)
作った本が面白いとかっていうこともあるのかもしれないが、ブースのレイアウトで「何があるのか」分かりやすくすることがとても重要だと思った。
ブースに来て吟味してから買う人も、スッと来られて買ったらスッと帰る人もいて、面白かった。
「あなたのこと実は知ってるんです」
ブースにいると知らない人が話しかけてきて、「○○でイベントとかやってましたよね?実は一方的に知ってるんです」「前に喫茶店でお会いして、それで主催されてるイベントに行きました」「○○で会ったことがあって」と、なぜだか僕のことを知っている人がたくさんいたのです。
京都は地元なので、面識のある方が挨拶に来てくれることはあるかなと思ってましたが、「知ってます」と言われるとは思っていなくて、びっくりしました。
うにゃむにゃ名義でイベントやったりしてたので、知ってくれている人が多かったようなのですが、それにしてもいろんな人が来てくれたなと感じる。
不思議な縁があるんだなと思いつつ、いろんな人と話したので、もう誰が誰だか分からなくなってしまいました。すみません。
あと、Xで「会場までの行き方」を何回か投稿していたのだが、「それがあったから会場に無事に着けました!ありがとうございます!本買います!」という方もいて、良かったなと思いました。
自分を晒している感じ
「あの、聞きたいんですけど」
そう言って話しかけてくれた人がいて、「風俗嬢」についての質問を投げかけられた。
自分の思っていることなど、しばらくお互いに話すと、スッとどこかへ行ってしまった。
「自分のこと書いた本を対面で販売するのは、自分を晒け出しているということだな」と実感した。
今回はポスターに表紙とタイトルを大きく載せたので、それを見てくれる人が多かった。そして、ポスターを見てから僕を見る人も多かった。
表紙が顔だったので、「同じ人?」と思われたのかもしれない。ちょっと面白かった。
自分のことを晒け出すことは、ずっとやってきたつもりだったけど、最近は不特定多数の前でやっていなかったんだと実感。
こういうことをやるのは不安ではあるが、「俺は俺だ!」という意思があると頑張れる。僕はその上で感想を聞いたりしたいと思う。
文学フリマ京都に出店して良かった
大阪のときは、全然、人が来てくれなくて残念だったけど、今回の文学フリマ京都は忙しくさせてもらって、有難いと思った。
これから、また新しい本を作ろうと思っている。文学フリマに持って行った本はだいぶ無くなったので、どこかでまた販売したら完売しそうだ。
本にして初めて読んでくれる人たちに届いたのは、本当に良かった。感想が欲しいと今は思っている。
新しい本は完成したら、また対面販売する予定だ。文学フリマには大阪と京都くらいしか行けないので、しばらくは出店もない。
その間に頑張って新作を完成させたい。
文学フリマ京都8でブースに来てくれたみなさん、本当にありがとうございました。すごく励みになったので、これからも頑張れそうです。
![](https://assets.st-note.com/img/1705367570607-uFmMRQQ70N.jpg?width=1200)
機会があれば、ぜひ、僕たちの本を手に取ってみてください。
文学フリマを楽しめて本当に良かった。みなさんのお陰です。頑張って良かった!それでは、また。
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