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この想いが届いてしまう気がして

最近、久しぶりに小説を書くようになりました。折角なら誰かに読んで欲しくてWeb小説投稿サイトへ投稿したり。

そしたら、その小説投稿サイト内のランキングで53位にランクインさせて頂くことができました。

嬉しい限りです。

皮肉にも、ランクインさせて頂いたその小説は高校時代の私をモチーフにしたものでした。

リストカット、オーバードーズをしていて、常に空虚感と希死念慮に襲われ授業中に涙が止まらなくなって寝たフリをして机に伏せ誤魔化したり、パニックになって学校の廊下で過呼吸を起こしたりして同級生からは「病んでいる異常者だ」と差別されながらも、同じく精神的につらい思いを抱えていた子や、こんな私をみても仲良くしてくれる友人がいて、理解のある担任の先生もいて、年頃の女の子らしく好きな人もいたりなんかして。そして私を差別しないでくれた放送部の仲間がいました。そんな部活で私の脚本が選ばれて、監督を務めた映像作品が全国規模の有名な映画の大会で数々の賞を受賞して。脚本と監督を務めさせて頂いていたので代表者として受賞式でスピーチさせてもらったりなんかしたあの頃の私をモチーフにした小説でした。

ジャンルでいうと現代ファンタジーの小説を書いたので、ノンフィクションではありませんが主人公の男の子はまんまあの頃の私を投影したものでした。主人公の名前も私の本名を少し変えて男の子風にしただけで、登場人物の主人公の友人や好きな人、部活の仲間は全て当時の私の交友関係そのままで、そのキャラ達も名前を少し変えたり性別を変えただけのものです。私の当時の友人が読めばすぐにこのキャラはあの子のことだ、とわかると思います笑

リストカットやオーバードーズをしている所謂病んでいる子の小説は嫌がる人も多いだろうからあまり読まれないだろうと思っていたのでとても驚いています。

物語を紡ぐ時間はとても好きです。言葉に触れるのが好きなので、この場面はどんな表現をしようか、と考えている時間が何もかもを忘れさせてくれてとても楽しいです。



ここまで読んでくださりありがとうございます。また、お会いできたら嬉しいです。

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