【研究クラス　プレ講義】「真贋力」～本物と偽物～（斎藤知事例題）

研究クラスでゴリゴリの算命学の話をする前に、
「これが先にわかってないと鑑定しても無駄になる」お話をしたいと思います。研究クラスをこれから購読したい方は、先にこの「プレ講義」をお読みください。記事は単品購読も可能ですが、「マガジン」で先にまとめ買いした方がお特になります。マガジンの記事数はまだ出てない内容も含めて１０記事以上入る予定です。

贋力は鑑定では必要になる力

唐突ですが、あなたは誰かに騙された事はありますか？

分かりやすい世界（現実的な物質）でいうと、偽札やブランドのコピー商品であったり「国産」の記載がありながら本当は「外国産」の魚を掴まされたり…

あの有名なゴッホの絵画かと思って購入したら、実は腕のある贋作師の作品であったり…

ゴッホの代表作「ひまわり」

逆の世界（精神的な偽物）でいうと、男女関係でもありますよね。
「お前のこと本気だよ(*´ω｀*)」と言いながら浮気する男性はウジャウジャいますし、「絶対返す！」と言って、借りたお金を返さない人もいる。

現実的な偽物＝偽造・改ざん・詐欺など（必ず悪意がある）
精神的な偽物＝裏切り・不倫・自己防衛の嘘など（自責が出る）

両者ともに偽物が潜んでいますね。どちらの嘘も、偽物の気持ちが先に必ずあります。最初に挙げた現実的な嘘も、必ず先に「贋」が出ます。

①（ウソついちゃえ）腹と口が相違し始める➡贋
②偽造したり改ざん詐欺などの虚偽行為が始まる
③それを隠すために今度は自己防衛の贋が出る

真：嘘偽りのない物事。誠の姿。…陽（表に出ている）
贋：真に似せた偽物。正しくない姿。…陰（隠れている）

真贋は見えていない根っこを見る作業

幹から上は誰でも見える

算命学はその人の根っこを教えてくれる占技ですから、真贋を見極める上でこれほど我々に好都合な事はないのですよね。本人が嘘をついても命式は嘘をつかないからです。本当に頼もしい存在です。

鑑定する上で１番真贋が問われるなあと感じやすいのはズバリ

「有名人」

ですね。先にメディア先行で情報が耳に入り「この人気になるから見てみよ！」となりますよね。既に与えられた情報が頭に入った状態で命式を見ると、その情報にこじつけた検証をしがちです。

芸能人や政治家など、マスコミによってイメージがすでにできているかたは「え？！その情報は本物？嘘？」の真贋力が問われるのです。

斎藤知事の命式を見てみる

兵庫県の斎藤元彦知事は９月に追われるように退任して、その２カ月後の１１月に現職復帰という異例極まる方です。もう皆さんは命式見ましたか？

MYDATA１００の説明書から抜粋

普段は有名人の鑑定例を掲載するのですが、掲載しませんでした。

実は彼の１度目の騒ぎ「県民局長の自〇」が起きた時にすぐとりかかったのですが、彼の命式を見た後に掲載を迷いつつ、とりやめてその時に同時炎上していた令和ＮＯ１キャバ嬢ひめかさんに代替して掲載しました。

なぜかというと、毎日マスコミに追われて強い批判を受ける斎藤知事の姿と彼の命式に一抹のギャップを覚えたからです。彼１人で誰かを自〇に追い込めるほどの強い力量はありません。しかし、ここまで騒動になったのは「もしかしてコレが原因かな？」という所見はありました。

彼の主星「龍高」＋陰占の「天剋地冲」です。