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自分好みのサワードゥーブレッド作り

深くて美味しいサワードゥーブレッド。

粉の味、クラストの香ばしさや サワー種から生まれる ほのかな酸味を味わうためにシンプルなパンを焼きます。

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シンプルと言っても配合は色々。こちらはセモリナ粉を配合しています。
セモリナ粉とはパスタを作るときに使う粉で、黄味がかった色をしているため、パンも黄色く可愛らしく焼けます🥰

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セモリナ粉を100%で仕込んだり、20%にしてみたりと、自分の好みに向かって日々実験しています。セモリナ粉でも、メーカーや挽きの粗さの違いで仕上がりに かなりの差が出ます。少しずつ焼く中で自分の好みの粉に出会えるといいですね。

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こちらはハチミツ入りです。
糖分が入った生地は発酵も早まり、色付きもよくなるので、パンのボリューム不足や色付きの悪さ(長く焼き過ぎたことでクラストが硬すぎる場合)など、そういったことで困っている方は 少し糖分を配合してみると良いと思います。

とは言っても、ボリューミーなタイプのサワードゥーブレッドの最重要ポイントは「サワー種のパワー」なので、力のある種を使って下さいね💪

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こちらは シンプルな生地にパウチタイプのもち麦を折り込みました。

もちもちを意識して、焼き上がり後は 熱々が治まった頃からボウルを🥣被せて、クラストが適度にしっとりとなるように冷ましました。

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カンパーニュの穴ポコですが、力のあるサワー種を使うと穴ポコが出来やすいのと、この写真のように粒々したものを巻き込むと 更に穴が開きやすくなりますよ。ゴマやチョコチップなど、粒々したものがお勧めです。

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ライ麦粉を多く使えば しっとりした内層になります。

ライ麦パンや、カンパーニュでも穴ポコを求めていない場合は 強いパワーのサワー種を使う必要はないので 作りたいパンによって 種を調整します。

ライ麦高配合のパン(詰まった感じに焼きたいとき)に強過ぎる種を使うと、中途半端に気泡が入ってしまって期待していない内層になってしまうこともあります。

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もっちり焼いた もち麦カンパーニュ。 
サワー種のパンは硬いイメージを持たれる方も多いですが、使う粉や配合によって 香ばしくも優しく焼けるので、ぜひ少しずつ 色々な粉で焼いてみて下さいね。

読んでいただき ありがとうございました。


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