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詩>日々かけら 12

ボクは公園の片隅に
ひとり座っている
 
何時間もそこにいるが
待ち合わせの約束がある訳ではない
 
あるとしたら
何かの出会いがあるかもしれない
という淡い期待
 
短い一日の陽が落ち
辺りがすっかり暗くなっても
やはりひとり
まるで捨てられた子猫のような気分
 
しかし大のオトナがミャオミャオ
泣く訳にはいかない

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