スイスみたい
こんにちは、ウチダユメミ(@yumemi_uchida)です。
山梨に移住して7ヶ月目。
ぶどう農家しながら、音楽活動しつつ、
毎日noteを更新してます。
とある日、某Facebookに
清里の写真と
「ようやく年配の方の甲州弁が聞き取れるようになってきました」と
投稿しました。
したら、スイスの友人から
「わからない言葉といい、風景といいスイスみたい」って
コメントをもらいました。
この懐かしい感じ、思い出した。
そうだ、スイスに初めて行った時の感じ。
日本でドイツ語を勉強していったけど、
スイスに着いて、ドイツ語が全然、聞き取れなかったんだった。
留学する前、
スイスドイツ語がすごく訛ってて標準ドイツ語(Hochdeutsch)とは
全く違うものだと聞いてたけど、
ドイツ語、勉強したんだし、分からない程じゃないだろうと甘くみてて。
で、実際は、全然分からなくて、いたるところで、英語を話してもらったり。(私自身、英語がペラペラ話せるわけじゃないんですけどね)
その結果、
スイスドイツ語に対して、ものすごく嫌悪感を抱いてしまったり。。。
アインス、ツヴァイ、ドライが
アイン、ツヴォー、ドリューになる。
最初は混乱してたんですよね。
それと、本来、ドイツにある大学に行きたかったのもあって、
精神的に抗ってたのもあって嫌悪感をいだいてしまって
耳が閉じてしまった。
で、甲州弁の場合、
テレビで観てはいたけど、
ネイティブの話す甲州弁は全然、違います。最初はわかりません。
「だっちもねぇこんいっちょし」って
今なら分かるけど(調べました)。
でも、スイスでスイスドイツ語に触れた時と
今、甲州弁に触れた時の思考は全然、違う。
そもそも甲州弁は日本語だけど、
甲州弁もスイスドイツ語も方言という点では共通。
知らない事を知っていくのは、楽しいこと。
今更ながら思えば、
スイスに着いた当時は、
「知らない」=「嫌い」が強く出過ぎてたんだな、と。