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仕事の発展性。

 今日もお風呂に入っているような暑さですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。私は水風呂に入ってクールダウンしています。

 今日は出張二日目ですが、仕事内容は昨日と同じなので徐々にやるべきことがわかってきました。基本同じことの繰り返しなので、私が何か新しいアイデアを出して仕事を発展させる可能性はあまりないような気がします。それよりかはいかに正確に同じ仕事を繰り返すことができるのかを求められているので、とにかくマシーンのように感情を殺して動くしかありません。このような仕事をしていると、大学教員という仕事は、いかにクリエティブな仕事だったのかと改めて実感しています。しかし、いかに大学教員の仕事を羨望しても今はその立場にありませんので、与えられた仕事を黙々とこなすしかないようです。まだ仕事を始めて1週間も経っていませんが、上司からの期待値が上昇しても、私のモティベーションが常に一定を保っているので、とにかくこの状態を当面維持することを心がけるようにしようと思います。

 それにしてもブルシットジョブとまでは言いませんが、仕事の発展性があまりない仕事をいかに楽しくできるのかを考えるのは、意外と難しいのかもしれません。大学教員だと普遍的な考えと最新の社会現象を結びつけながら学生に伝えることは、かなりクリエティブな活動だと思います。一方、ブルシットジョブだとくそどうでもいい仕事ですが、その仕事に見合わないような報酬が得られるのであればその報酬のためと割り切ることができるのでしょう。しかし、今の私の仕事はそのどちらでもない中途半端な仕事なのです。感情的な昂りもなく、報酬と完全に割り切る要因もなければ、結果的にただただ機械化して作業を繰り返すしかありません。正直この仕事をこなして時間を浪費することがもったないと感じてしまうので、やはり何とか脱出計画を実行しなければならないと感じています。まさに「ショーシャンクの空に」の第2章が始まったような気がしています。

 また、明日も同じ仕事の繰り返しをしなけばなりませんので、今日は早めに寝ようと思います。オリンピックを見たい気持ちがありますが、あきらめてニュースのダイジェストで我慢します。

 これから大学教員になる人には、常にクリエティブな仕事ができることに感謝の気持ちをもてる人になってほしいと思います。そして、その仕事で自分と自分が大切にしたい人が笑顔になるように活動することを願います。



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