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遠藤周作さんの著書が面白い!!


こんにち葉、
夢野ナオ(夢野メタ)です。

いつもこのブログをお読みいただき、
誠にありがとうございます。


一、二ヶ月ほど前に、
初めて遠藤周作さんの著書を、
図書館で借りてみたのです。

随分前からお名前自体は知ってましたが、
江戸時代に弾圧されていたキリシタンの生涯を描いた小説「沈黙」など、
葛藤と哀切に沈んだ純文学の作品ばかり書く堅物のクリスチャン、
という印象があったから避けていたのでした。

ネットの図書館のサイトで、
「遠藤周作にはどういうタイトルの作品があるの?」
と直感的に検索したら、
どうも、ゆるゆるぐうたらな生き方指南書みたいなのが、
多数あるではありませんか!

ものは試しに早速エッセイを一冊借りて読んでみたのです。
するとこれが実に面白い!
例えば、自分のペルソナ(仮面)を複数つくって、
いろんな肩書きのある人生を歩むほうが、
一つだけの肩書きのみにこだわるより、
生きる喜びが倍増しますよというものです。

対談を読むなら、
吉行淳之介や徳川夢声を読めば、
とても参考になるそうです。

1997年に朝ドラの「あぐり」を観ていたことがあります。
吉行淳之介といえばあぐりの夫だった人ね、
と思ってウィキペディアで調べたら、
あぐりの夫は吉行エイスケであったことを思い出しました。
吉行淳之介はエイスケとあぐりの子でした。
朝ドラ「あぐり」で野村萬斎の演じている、
吉行エイスケのキャラクターの明るさに、
憧れている時期がありました。

ぼくは中学受験戦争に挫折したのち、
中学生時代は母からキツく怒られることは度々ありましたが、
近所の同級生と自転車で駄菓子屋めぐりをしたり、
教会の日曜礼拝や夏季キャンプへ参加したり、
比較的のんびりした日々を送れました。
将来は漫画家にでもなろうと、
鳥山明風のイラストばかり描いてました。

高校中退してから、
早朝にティッシュを配るだけのその日払いのバイトなどをしながら、
自分探しをしてました。
毎日もらえる給料から一日一冊本を買い、
そうだ、「天才」になろう! と思いました。

ぼくが装備を目指す天才は、
物事の本質的な作用を瞬時に理解する天才、
技能の習得がズバ抜けて速い天才、
そしてなにより、
独創的で斬新な発想力を発揮する天才でした。

当時もぼくの性格は陰鬱としていたので、
性格改善の手本として、
野村萬斎演ずる吉行エイスケを採用していこーと思いました。
周囲から個性的と思われたかったのです。
すると評価が変わりましたよ!
「あなたは集中力と落ち着きがありませんね」
と酷評の連続でした。

さて、あぐりさんは、
なんと2015年1月まで生きてらっしゃったようですね。
エイスケとあぐりの子で、
淳之介の妹でもある吉行和子さんは、
現在も女優として活躍されています。

小説を読むのが苦手な人でも、
遠藤周作さんや吉行淳之介さんの
エッセイや対談本は楽しめるのではと思いますよ。


いつもお読みくださり、ありがとうございまする😊
嬉しいです。
では、ご氣元よう‼️


☆夢野ナオの超能力スピブログ も書いてます。
http://yumenonao02.seesaa.net

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顔をしかめたりする症状ありますか?
重度の難治性チック症のトゥレット症候群を、
少年時代から患ってきた夢野ナオが、
めくるめく体験記を赤裸々に堂々告白しました!!
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皆さんにこの病気を知って頂きたいです!!


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