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現実と空想の物語。 ― 私の生い立ち ― ご先祖様の話から、両親の話。 お喋り苦手な私…
中学も制服だった。 ブラウスは小学校の物をそのまま使えるが、新しくそろえる人が多かっ…
それまで一緒だったこたみちゃんとは、隣のクラスになった。 その他の友達とは全く別のク…
一学年のクラスが増えて、教科ごとに先生も変わる。 関わる先生の数がぐっと増えた。 小…
中学では、最初に運動部に入った。 運動音痴の私が、運動部に入ったのは単なる興味本位と…
美術部は、ほとんどが幽霊部員だった。 部活の日(授業時間に組み込まれている)でなけれ…
小学生の時から、あまり喋らない子が気になっていた。 彼女とは小学校でクラスが一緒だった。名前はカワムラさんと言った。 中学の1年生までは一緒のクラスで、2年からは体育の時間だけ一緒になった。 お互いに喋らないのだから、接点は少ない。 一度だけ、プールの時間に話しかけられたことがある。 「プールに入らない理由って何?」 中学生にもなると、誰もプールには入りたがらない。私もその一人だった。 泳げないし、着替えるのが面倒だし、体育の成績は最低値なので、プールに
私が中学生になると、くーちゃんが小学生になった。 それまでは私と父、ほっちゃんと母、…
ある日の調理実習の時。 事件は料理完成後、盛り付けの時に起きた。 グループの男子が…
中学校入学時はボロボロの校舎に入って、このままこの校舎で卒業するのかと思っていた。 …
新校舎は明るくて木の香りが心地よかった。 廊下があることも、便利な事だと思っていた。 …
しつこいが、私はお喋りが苦手だ。 私が何とか最低限のお喋りをしていたのは、こたみちゃ…