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学校では教えてくれない◯◯力は、この本が教えてくれる

あけましておめでとうございます。
三が日越えて4日まで満足いくまでだらけたので、そろそろ人間に戻ろうと思います。
否、戻ります。


えらい広告めいたタイトルをクリックしてくださったみなさん、どうもこんにちは。
とはいえなんの依頼でもございません。

昨年までに読んだ本のうち、単純に私が良著だと思った、そして子どもに読ませたいと思った本を紹介するだけのやつです。子どもはいません。

生きるために必要なのに、学校では教えてくれないことって、たくさんあるじゃないですか。
でも、教科書には載っていない。
だから、知りたければ、自分で参考文献を探さなきゃいけない。

私は、小・中・高・大を卒業した上で、
そして一社会人として働く上で、
「学校では教えてくれない○○力」の中でも
・文章力
・想像力
・行動力
・お金力

をもっと早くから学びたかったと感じます。

だから、それぞれ良著を紹介。
学生がこのnoteを読んでたら、ぜひお年玉で買ってほしい。
親御さんが読んでたら、ぜひお子さんへのプレゼントを検討してほしい。
学びに遅きはないから、社会人もぜひ。


①文章力

『20歳の自分に受けさせたい文章講義』
- 古賀史健

文章力、学校で学びましたか?
原稿用紙の使い方や、先生が喜ぶ読書感想文の書き方は学んだかもしれません。
でも、「文章で」「伝えたいことを」「正しく」表現するために抑えるべきポイント、習いましたか?
習ってないでしょ。

noteを書いてて思います。文章って、難しいです。
難しいのは、人それぞれ書ける文章は違うし、そこに正解も不正解もないからだ、と考えてました。

でもこの本の、

まず断っておくと、ぼくはいかなる文章にも“正解”が存在するとは思わない。
むしろ「正解なんて、あってたまるか!!」と大声で叫んでやりたいくらいである。
しかし同時に、あからさまな“不正解”は存在すると思っている。

というフレーズに出会い、読了し、考え方が変わりました。
伝わらない、という意味で不正解は存在する。そして、それは防ぐことができる。
ほら、ちょっと読みたくなったでしょ。

これから先の人生、絶対に文章は書かないぞ!、って人以外におすすめの一冊。
要するに、人間におすすめの一冊。


②想像力

『今年の春は、とびきり素敵な春にするってさっき決めた』
- さえり×山科ティナ

これはけっこう胸キュン本。超短編ときめきストーリーと、かわいいイラストの暴力。
休むことなきベタ甘展開から糖分補充したい人は、これだけで買いだと思う。

そんな胸キュン本が何を教えてくれるかって、想像力の大切さ。
注目したいのが、本編の合間合間にはさまっている、著者さえりさんの金言。

だいたい世の中に新しく生まれる会社やサービスなんかは全部、もともと「妄想」から始まっているはずだ。
もっとこうなったらいいな、と考えた人たちが、本当にそれらを形にする方法を知った時(またはそういう仲間ができた時)、妄想は妄想だけにとどまらず、現実に飛び出てくる。

これって本当にそう。
夢掲げる人はなぜか笑われがちだけど、やりたいこと、なりたい自分を思い描くことこそが、実現のスタートライン。
夢みることを笑う人は、夢みることができなくなるよ。ってゆめひとくんも言ってます。

想像力って、大人になっても子どもに教わるくらい、大人に不足しているもの。
きっとそれは、成長するに従って、考える現実が増えて、想像がおろそかになるから。
「現実的な思考」ってなんやねん。思考を現実にするんだよ。
楽しい未来、想像してこうよ。

夢みることを忘れない大人が描く、想像力のマジックを体験できる一冊。


③行動力

『半径5メートルの野望』
- はあちゅう

自分の半径5メートルから、人生を変える。
そのために必要なマインドセットと、行動指針が書いてあります。

その気になれば30分で夢は叶う

ってフレーズがお気に入り。

ありとあらゆる自己啓発本がベストセラーになる昨今。
お金稼ぎが目的のハリボテの自己啓発本と、著者の実体験を落とし込んだ等身大の自己啓発本が混在していると思ってます。
この本は、確実に後者。

さらに、実体験を落とし込んだだけでなく、現在進行形で著者の生き方がアップデートされ続けている。
そしてそれをSNSで「覗ける」。
例えば、いまやInstagram・アメーバブログで大ヒット中、著者はあちゅうさんとAV男優しみけんさんの結婚生活を描く #旦那観察日記
これは、自分の半径5メートルを発信し、少しづつAV男優という職業への偏見を消し去っていく過程ですよね。

再現性のある自己啓発本、それだけで価値があります。
読み終わった時、行動したくてウズウズしてしまう、新しいスニーカーのような一冊。


④お金力

『金持ち父さん 貧乏父さん』
- ロバート・キヨサキ

④だけ「〜力」にしっくり続かないやん、なんて言わないお約束。

数多くのお金についての本が出版されては埋もれていくなか、2000年4月の初版発行からずっとロングセラーです。それだけエッセンスの詰まった一冊なんじゃないでしょーか。

資本主義社会を生きていくと決めたなら、お金を知ることは必須です。無人島で自給自足するとかなら話は別ですが。

勉強をして、いい大学を出て、いい会社に入って、定年まで汗水垂らしてお金を稼いで、、、
そんな、いわゆる世間の「優等生ルート」を辿れば、お金の不安は0でしょうか。
いいえ、そんなことはありません。
なぜなら、そのルートでは国数英理社しか求められず、お金のことは学ばないから。

会社で労働をお金に換金することしか知らずに生きてくれば、なかば必然的にお金の奴隷にになります。そんなの嫌じゃんね。

学校はお金のために働く方法を学ぶところ

ってフレーズがあるんですけど、言い得て妙だと思います。

ちなみに私は、お金があれば幸せかって言われると必ずしもそうではないけど、お金がなければ、幸せの難易度が跳ね上がると思っています。
あなたはどう思いますか。

お金を稼ぐために我慢して働いている人や、そうなりたくない人の、バイブルになりうる一冊。


以上。
感想・ご意見・おすすめ図書etc. 教えてくださいな。
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ゆめちゃ
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