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孤独を楽しむ私の日常

おそらくテーマを老後の日常だとか定年退職者の日常としても、誰も読んでくれる気がしなかったのでこのようなタイトルにしてしまった。
昨日も妻以外とは誰とも話をしなかったが、それを寂しいとか面白くない一日だったとは思わない。


日常を演出するのは自分自身

毎日の目標などは何ひとつないが、それでも今日はどんな過ごし方をしようかと毎朝考える。
もちろん考えたところでその通りになるとも限らないが、だらだらと惰性で一日を終えたくない気持ちが強いと言ったところだ。

朝のルーティンが一日を決める

最近はYouTubeなどでルーティンという言葉を目にすることが増えた。
日本人なのだからカタカナ語ではなく決まった行動や日課などと言えばいいのだが、少しでも時代について行こうと意識しているだけだ。

この言葉を最初に聞いたのはゴルフの練習をしていた頃だ。

クラブを振る前に必ず行う行動をルーティンと言うが、これをやることでショットの結果が変わるということだった。
ゴルフをやる人ならおそらく誰でも知っていて実践している言葉だ。
先ずティーグランドにボールを置けば、後ろに下がってボールを飛ばしたいラインを確認する。
そしてボールの1〜2m先にそのラインの目印を見つける。

そしてティーショットの位置に立って先ずは左手からクラブを握り右手を軽く沿える。
さっき決めた目印を参考に足を広げ、頭を残してスイングする。

このような一連の動作のことをルーティンと呼ぶ。

もしこれをやらなければボールは計画通りに飛んでいかなくなり、悪い結果に繋がるということだ。

話しが逸れたがそれを一日に置き換えたとしたら、朝のルーティンが充実した一日に繋がると考えても不思議ではないだろうと思ったのだ。

脳をクリエイティブに変えるルーティン

使えるカタカナ語をフルに使う方が若い方々にも共感を得やすいのではと思って見出しにまで使ったが、最近のテレビでトーク番組を見ているとやたらとカタカナ語が聞こえるのでその都度意味を調べたりしているのが現実だ。

創造的などという意味で使われるクリエイティブだが、このカタカナ語に慣れるまでにも結構時間を要した。

何となく分かってはいても、実際どうやればクリエイティブに脳を使えるのかといったことだ。

最近何となく感じるのが朝のルーティンでの脳の使い方だ。

朝食を終えた後に、約2キロ夫婦でウォーキングをしている。
ウォーキングと言っても散歩に近い。
一日の内で夫婦でコミュニケーションを計る最も重要な時間でもある。

この時の妻との会話でその日のNoteのタイトルを決めることも多い。

ウォーキングから帰ってくると必ずやっているのがドラムのトレーニングだ。
最近はボサノバをドラムで演奏する方法を研究しているので、嫌でも集中力を高めることに繋がっている。

毎日欠かさず1時間以上このトレーニングをやっている。

朝決めたことは心を動かす力が強い

一日の内で最もポジティブな時間が朝の時間だ。
なぜ朝がポジティブなのかというと、まだ何も脳に情報を入れていないからだ。

それだけではない。
昇る太陽といった朝日のエネルギーが人の脳にポジティブに働くのは、古代からの人類の共通した心理だ。

昨日はその日の内にひとつだけやろうと決めたことがある。
脳の中にゴミのように引っ掛かっていることだ。

それが休眠させている畑の草刈りだ。

近隣の畑の方からクレームを聞いた訳ではないが、それでも放置しているとジャングル化して段々と手が付けられなくなっている。

ウォーキングの途中でも同じような遊休農地を見るたびに、脳の片隅にある我が家のジャングルも蘇る。

このような私の中ではネガティブとしか言いようのない情報が蘇るだけでも早く決着させるに越したことはない。

日課のように書いているNoteも早く書き終え、草刈り機を担いでジャングル畑に行った。
まだ冬明けということもあって想像していたほどでもなかったが、それでも笹が浸食してジャングル化も進んでいた。

取りあえずやることはやった。
自分の脳からゴミをひとつ取り去った気分だ。

悠々なひと時を過ごす

疲労感は強かったが、ひとまず気になることはひとつなくなった。

納屋の隠れ家に帰って時計を見ると午後3時を回ったところだった。
手動のミルでコーヒー豆を挽き、熱いコーヒーと読みかけの本を持ってロフトに上がった。

最近片付け中のロフトは20度近くあったが、ちょうどいい体感温度だ。

これ以上ないほどだらしない格好で腰をずらしソファーに座った。
Spotifyで60年代洋楽ヒットを検索した後スマホの音量を最小にしてその辺に置き、単行本のしおり目当てに本を開いた。

熱いコーヒーが覚めるのも忘れ、懐かしい音楽と共にダンブラウンの小節の中に入っていった。

私が悠々だと感じるひと時だ。

こうして私の孤独で平和な一日は過ぎていく。

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