ゼミメンかおるに聞いた、最近ブランドどんな感じ?ショー間に合うの?[Interview]
はいどーも、ユーマです。
今日は毎週月曜日の週刊ゼミメンインタビューでございます。
先週のインタビューはこちらから↓↓↓↓
多くの人に読んでもらえたこと、僕の記事を通してケイタさんと知り合えた方、本当に感謝です。
今回の記事も多くの人に読んでもらえることを願って、書いて行こうと思います。
まずは、インタビュー記事の主旨について、
1. ユーマ自身、会ったことのないゼミメンのことを知りたい
2. ゼミメンそれぞれの活動をより多くの人に知ってもらいたい
3. 読者の皆さんから彼らの活動への意見や提案、コラボが生まれてほしい
ということで、趣旨をシェアしたので本日のインタビューをして行きたいと思います。
江口香瑠くん
EGUCHI KAORU
カオルは僕と同い年で、実は1年生の時のAPハウスで同じフロアで、その時からの知り合い。でも仲良くなったのは2年くらい前やったかなー、それまで本当に何もしてなかったかおるがいきなり活動的になって、それから仲良くなったんよ!
今は自分のブランド持って、服作って売ってる。この12月にはショーもするみたいやねんけど、ショーのことについては後ほどしっかり触れていこうと思います。
ではまず、自己紹介から!
名前; 江口香瑠
出身; 東京都
高校; 関東国際高校
留学; イギリスに交換留学半年
現在; 大学4年生
活動; ブランド KAORU EGUCHIとして
服のデザイン、縫製から販売までを手がける
前々から知ってる友達ではありましたが、これを機に色々聞いて見ました。
できるだけカオルのデザインの考え方を文字として書いていけたらと思いますが、おそらく、僕はカオルの頭の中を100%理解できてるわけじゃないから、是非この記事を皮切りにかおるに直接話してみてください!!
<大前提・勉強できない>
ユ;今のところみんな高校くらいからの生い立ちを話してくれてるんやけど、カオルの高校時代どんな感じやったん?
まずね、俺小中義務教育期間遊びすぎて、全然勉強できないんだよね笑
就活の時SPIっていうWebテストを受けるんだけど、全然わかんないから、SPIの勉強毎日何時間も友達に付き合ってもらってたんだよね、
特に算数が壊滅的で、今でも全然できないんよ〜
まぁでもその時からアートにはすごく興味を持ってて、って言ってもなんか好きだな〜くらいの感じで、今ほどではなかったんだけどね、
高校は頭悪くてもいける国際系の高校選んだんだけど、そこAPUみたいなところで、いろんな国から留学生が来てるようなところだったんだよね、
その環境おもしろくて、制服の学校だったんだけど、制服だけどおしゃれに着こなしてる人がいっぱいいて、そこでファッションってやっぱりいいなーって思ったんだよね
ユ;なるほどね、
あとは、俺中国語コースってのに入学しとったんやけど、漢語橋世界中国語スピーチコンテスト(世界大会の予選)ってのに出たら、東日本で2位になって中国に留学できたんよね。
そこで広い世界を見た中で、自分に響いたのはアートやファッションだったんよね。
APUも高校と同じような環境だったから、そういう多様性のところで過ごしたくてAPUに入学したんよ。
ユ;え、高校の時、中国語コンテストでそんなすごかったんww
全然知らんかった、APUで中国語の授業とった?
2までとったけど、途中で中国語よりファッションや専門の環境開発の方にシフトしていって、やめたよね笑
<何もしなかった1・2年>
ユ;話戻すけど、APU入ってからどんな学生やってたっけ?
そーねー、ユーマ知ってると思うけど、APUに入学したのはいいんだけど、1・2年の間は特に何もしてなかったんよね。
特に理由があったわけじゃんかったけど、何かしないといけない理由なんてなかったし、ただファッションが好きな学生だったよね、
ユ;そーやね、俺もよく覚えてるけど、髪の毛半分金髪で半分黒髪やったもんなww
でも、今までは着るだけで満足してたんだけど、ある時それじゃあ満足できなくなって自分の世界観を伝えたいと思うようになったんだよね、
ユ;急だね、なんか理由あったん?
自分が魅了され続けているコレクションブランドの影響がでかくって、あんな服作ってみたいって思ったのと、俺の好きなハイブランドの服って自分では買えないから作ってみようって考えたんだよね。
そう思ってから、別府で服作ってる人のところで弟子入りして、1から学びはじめたんだよね。
APUでは環境開発を専門にしてて、自分の好きなファッションを通して問題解決を目指して”GUESSWHAT?”って言うブランドで服を作り始めたんだよね。
ユ;あったねー、”GUESSWHAT?”
んで、自分でファッションショーを企画して、去年の7月くらいに別府ファッションデーって言ってファッションショーをやったんよね。
その時はクラウドファンディングで50万円募って、31万円達成できてそこからいろんなつながりを得ることできたんよ。
ユ;そやったな、あんときは俺も3000円だけど応援してピアスもらったな〜。俺ピアスの穴ないんやけどww
去年の今頃はまだAPUでクラファンって言うのが広く知られてたわけじゃなかったからすごく先進的な感覚で、一歩先を行かれたな〜って思ってたわ笑
まぁ、俺にとっては初めてのイベントでできないことも何個かあったけど、なんとかイベントをやりきることができたんだよね。
それで、3年の後半ではもっとファッションのことを勉強したいって言うのと、GUESSWHAT?でエシカルファッションって言う分野に取り組んでたから、それについても勉強したくて、トビタテ留学に応募してイギリスに半年間行かせてもらったんだよね。
ユ;行ってたね、向こうではどんな事学べたん?
いろんなファッションウィークに出展するような人のところでイラレ(イラストレーター)やフォトショ(フォトショップ、どちらも画像編集ソフト)を学んだり、イベント企画を一緒にやらせてもらっていろんな経験してこれたんだよね。
それと、イギリスの大学では縫製の基礎やポートフォリオ(自分の作品集)の作り方を学んだんだけど、それまで弟子入りしてたって言ってもほとんど家で独学で勉強してるだけだったから、結構限界感じてたんだけど、勉強の仕方が分かっただけでもほんと大きな収穫を得れたんだよね。
ユ;そーゆうの大事よね、自分の中になんか変化はあったん?
やっぱりあったよね。
その中で、自分がGUESSWHAT?でやってきた
ストーリーxファッションって言うものがどれだけ難しいかを実感したんだよね、、、
同じ環境問題でも、世界中全部の国の人が同じ考えをしているかって言ったらそうではなくて、、
つまり、同じ事象に対して認識や感じ方、それに伝え方に大きな違いがあるって感じて、自分が日本では伝えれていると思っていたストーリー全然違う見え方ができてしまったんだ。
そんなことを考えているとそれまであった軸がブレてきて、一回GUESSWHAT?は休憩することを考え始めたんだよね。
<KAORU EGUCHI>
留学してると、自分の目標がエシカルファッションを作り上げていくことよりも、コレクションブランドになることだってなって
それに、自分が今最もフォーカスしたいのはデザインそのものを作り上げることだと気づいたんだよね。
そうやって気付けてからは、パリコレとか積極的に見に行って、自分がそれまで描いてた妄想が少し現実味を帯びるような体験ができて良かったんだよね〜
とりあえず、自分のデザインって言うものを確立できてからストーリーを織り込みたいって思ってる。
ユ;そーね、まずは自分の服といえば!って言う作品やデザインを作ることから始めるのもいいね。
そうやって人ちが広がった先でエシカル的な要素を注ぎ足す事でより多くの人に問題提起ができたりするかもしれないし
そーね、まずはKAORU EGUCHIの代名詞的を見つけたい。
なんて言うかな、例えば、バーバリーとか名前を名前でって言うよりあのチェックのデザインで認識できるじゃん?
ビトンでもいいけど、名前を聞いたときに全員が共通してあるデザインを思い浮かべるじゃん?
まずはそー言うものを見つけるために今は自分の哲学をもっと磨いて、ただひたすら作品作ったりして修行してるところ。
やっぱり、自分の哲学やスタイルを見つけていくって言うのは、日々考えて、新しいアイディアを貪るように求めて、満足しなくても何かを作り続ける事で見つけられる的なところはあると思うから、ある種僕の書いてるブログとも共感できるところがあるな、、
<Beppu Fashion Day>
ユ;この冬にファッションショー開くって聞いたけど、今どんな感じ?
12/16(日) ・ファッションショー
12/22.23(土日) ・展示販売会
として、去年7月にやったイベントを今年もやります!
このイベントは、「原宿ファッション」「下北の古着」みたいに別府のファッションカルチャーを作りたくて、別府のファッションデザイナーさん達や学生で50体くらいを一緒に作り上げてるところなんだよね。
カオルが12月に発表予定のデザインなんだけど、僕はすこし聞いたんだけど、文字数的にちょっと多すぎになっちゃうって言うのと、これは直接カオルの作品を見たり、話を聞いてほしいから書きません!!笑
ちなみに、ショーでは全部で10着を出せるように準備していて、
現在、デザインは概ね決まったのでパターン制作や生地を買い付けに行って縫製しているところみたいです。
ユ;じゃあね最後の質問ね、これからどうしていく予定?
とりあえずアパレル企業に就職が決まってるんだけど、その前にKAORU EGUCHIで食っていけるのが一番だよね笑
まぁ、資金、知識経験を考えるともう少し勉強したいし、会社も楽しそうだからそこで多くを吸収していきたいと思ってる。
でもやっぱり悩みは色々あって、その一つにビジネス展開をどうするのかって問題がある。
ユ;今んところはどんな感じで考えてるん?
<ビジネスとしてどうやるべきか>
いやー、それは浅いよ笑
まず、認知度や影響力が少ない。
今は別府だと1店舗に服おいてもらってたり、インスタの投稿を頑張ってやってるけどまだまだこれからだね!
ウィメンズのラインの制作やサイズ展開も考えているけどそれもやっぱり資金面やビジネス面でのサポートが不可欠だよね。
ユ;カオルはビジネスのことなんて考えなくていいし、必要なのはデザインの価値がわかってそれをビジネスにしてくれる人よね。
いや、それなんだよね、デザインに全てを注ぎたいのに、ビジネスのことも考えなきゃいけないっていうのが嫌でさ。
もちろんビジネスが得意な人がパートナーにいるっていうのが一番だけど、その中でも服のこと、デザインのこと、アートの価値がわかるビジネスパーソンと組めることが理想。
とにかく、今は自分のクリエーションをどんどん発信していくことだね。
ユ;そーね、今は無理だけど、将来的にはかおるのブランドの手伝いができるように僕も少しは頑張っておくよ。
うん、頼むよ ユーマ〜笑
ってか、このインタビューって何か募集してもいいんだよね、
ユ;あ、全然いいよ、なんかある?
ビジネスでも、クリエーションでも、イベントでも、KAORU EGUCHIの世界観で何か共にやりたい人がいれば是非お話ししたいな〜
と言うことで、今回のインタビューはカオルだったんだけど、1時間半くらい電話してて、この記事はそのうちの3分の1くらいしかなくて、あとはデザインのこと熱々と語ってくれてて、本当楽しそうやったなー。
僕は今自分のことで時間なくて、カオルのことを全力では手伝えてないんだけど、この記事を読んで、カオルのインスタや服を見て可能性を感じたあなた。
僕からもお願いです。彼を有名にしてあげてください!
カオルの服のファンきっと10番以内に入ってるユーマより。
以上