
限りある時間の使い方 — 優先度の高い物事にはまっさきに取り組んだほうが良い。優先度管理の鉄則だ。
神の世界には優先度はない。なぜならエネルギーが無限だからだ。
だが人間の世界には優先度がある。なぜならエネルギーが有限だからだ。
つまり僕らは物事の順序を考えなければいけない。悲しいことに。
エネルギーが潤沢にあるうちに、より優先度が高い物事を片付ける。集中力が高いうちに、より重要な物事に取り掛かる。それがとても大事だと最近感じる。
もしそうしなければ、1日の後半にはエネルギーが消耗して枯れ果ててしまうだろう。
いや厳密には、人によってはいつ自分のエネルギーが「ノッて来るか」の違いもあるだろうから、そのエネルギーの波に合わせて、出来る限り早いタイミングで最重要事項に取り組むのが良い。
ゲーム VS 瞑想
僕の場合で言えば、たとえば瞑想だ。
僕は今日起きて真っ先にPlayStationでAPEX Legendsをするか瞑想をするか悩んだ。だが瞑想をした。APEXはあくまでゲームだが瞑想は僕の最重要事項だからだ。
瞑想をしながら最初の間は、ゲームに飛びかかりたい気持ちで少しウズウズしていたが、いずれ収まった。
瞑想は今、僕にとってすごく重要な物事だ。最近再開した習慣だということもあり、習慣化が必要だった。なので朝起きてすぐにやり遂げられたことを祝福した。
神の世界にエネルギー問題はなく、人間の世界にはある。
僕らはいつでも有限性の中でトレードオフをしている。
大事なのは神の能力を身につけることではなく、人間としてなるべく上手なトレードオフをすることだ。
もちろん人間の能力の限界を押し広げることも、戦略的には有意だが。自分の能力を押し広げるにしてもトレードオフの問題は常につきまとう。
誰もが知っているが、誰にも出来ない優先度管理
「重要な物事ほど優先する」
言ってみれば、多くの人が知っていることだと思うが、なぜ知っていてもそれが出来ないのだろうか。
それは時に人は「何が最重要事項か」をうまく認識できていないからかもしれない。頭では分かっていても、体がついていかない。モチベーションが伴わない。
たとえば瞑想とゲームの例で言えば、瞑想が重要であることは分かるが、心はゲームを求めている場合など。
ではどうすれば良いか?
僕であれば物事の優先度を自分の心に問いかける。昨日、ゆっくりと自問自答の時間を作ったおかげで、少しだけ今日は、日常の人生における最優先事項が判断しやすくなったような気もする。ほんの少しではあるが。
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