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観て良かった恋愛エンタメ映画 「恋わずらいのエリー」

映画館で観た感想

さすがに女性向けすぎて観る優先順位は低かったのだが、結果観て良かった。男の自分でも面白かった。

エリー

学園の王子様に恋わずらいをしているエリー。

役者は完璧にこのキャラクターを演じきっている。

喋り方も仕草も、ギリギリかわいいままのラインで変顔をするところも何もかもが完璧だ。

「のだめカンタービレ」の「のだめ」とか「来世ではちゃんとします」の女性主人公を受け継ぐかのような喋り方とキャラクター。ちょっと3枚目で中身は変だけどちゃんと可愛いという。

裏表王子

表は完全な王子様。裏では態度の悪いクソガキ。

学園の女生徒たちから絶大な人気を集めてチヤホヤされている。だが他人には冷めている。「人がどう思うかなんてどうでもいい」と言う。

それならなぜ表では王子様を演じているのか不思議だがきっと深い事情があるのだろう。

恋愛ヒエラルキー上位の男はすごい。恋わずらいのエリーだって彼には夢中だけど、もし目の前に「スナックバス江」の森田みたいな男が現れたらゴミを見るような目で見るんだろう? と思うと勝手にやるせなくなる。

ルックス・ピラミッド上位

この映画に出てくるのは顔面偏差値上位の男女のみ。その中での偏差値の高低はあるものの、ピラミッドの上位層。

主人公のエリーも、その女友達も、男性陣も、一瞬だけ登場するモブたちさえとにかく綺麗だ。

汚いところがひとつもない映画。さすが少女漫画原作映画。

少女漫画の恋愛物語

恋愛物語の筋書きというのは決まっている。まずは衝撃的な出会いに始まり、多くはお互いの秘密を知ってしまい、恋に落ち、恋が実り、破局し、最後にはまた仲直り。

特に少女漫画原作なら、それ以外の筋書きはまずあり得ない。

やっぱりだんだんとお互いの距離が近づいて、1番最初にキスをするシーンが最高潮なんじゃないかな。

女性客99%

映画を終わって周りを見るとさすがに女性客が99%ぐらいだった。中にはカップルで来ている人もいたが、男一人は自分だけだったんじゃないだろうか。

肩身が狭かったのでなるべく見つからないようにシアターを出た。

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