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読書術 - 本を熟読して理解するための想起練習 ( ページを閉じて内容を思い出す)


本を読んでいても、目がページを追っているだけで、ほとんど内容が頭に入ってこないことがある。

これには、なんとか対策したい。

ところてわ効果的な学習法のひとつに、想起練習というものがある。

熟読の練習として、これを読書でやってみることにする。

本を読んだ後や、読んでいる最中に、いったんページを閉じて内容を思い出すのだ。

やってみると、これがなかなかに難しい。今読んだはずの内容が全く思い出せなかったりする。

なので自分は苦手意識があったのだが、最近はよくこの読書法を試している。

読んだ内容を想起しようとすると、だいたい10秒-20秒ぐらいは何も思い出せないのだが、それを超えると段々と色々なことが思い出されてくる。

なぜこんなことをしているかというと、最近、読書をしていても速読的な読み方に傾きだった。

様々な本に目を通すものの、何にひとつ人に説明できないし、身についていないのではないかと危機感を抱いたからだ。

自分がよく知るジャンルの分かりやすい本であれば速読で十分なのだが、熟読が必要な本に対しては、読み方を変える必要があると思ったのだ。

具体的には、本当に短いページ数、1-3ページほどを読んだ後に、目を閉じて想起する。そして目を開いてまた1-3ページほどを読む。これをひたすらに繰り返す。

そうすると、目を開いた時には意識もリフレッシュして、高い集中力で続きを読むことができる。それに、よく理解した内容をベースにして次に進めるので、なおさら読書の理解度が上がるのだ。

読書もひとつの読書法に傾きすぎず、多様なやり方を試してみると良い。

まだ自分も読書の学習中だ。

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