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人生の全ては『タイミング』
※福山雅治の心音を聞きながら
衝動的に書き記したnote。笑
私は先日、大失恋をした。
初めて自分から好きになった人だった。
見た目も中身も大好きで
とにかく居心地がよかった。
基本的に私は『自分』が大切で
自分のために人生の選択をしてきたけど
その人に対しては、自分のことよりも
『彼が幸せになれる道』を考えていた。
彼の精神的に脆いところを知って
心底支えたいと思ったし
誰のためでもない『彼の人生』を
笑顔で生きていって欲しいと思った。
これは『恋』というより
もう『愛』だったかもしれない。
それくらい、彼は大切な人だった。
きっともっと前に、地元で出会っていたら
仲良く付き合っていたし
この先も一緒にいただろう。
「新しいお菓子がねー」なんて
くだらない雑談をゆるく毎日して
たまに喧嘩もして、でもすぐ仲直りして
お互いひとりの時間も大切だから
「今日は別行動ね!」とふらふらしたり。
そんな日々を過ごしていただろう。
私たちは似たもの同士で、彼は私を誰よりも理解してくれていたし、私も不器用なりに彼を理解しようとしていた。
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「楽しい時に一緒にいてくれる人より
苦しい時に一緒にいてくれる人が大切な人」
まさにこの言葉通りで
私が苦しい時、辛い時、支えてくれた。
私は両親が共働きだったから、祖父母に育てられた。だから祖父母が大好きだった。
その祖母が去年の夏、亡くなった。
コロナ禍で遠方故に、死に目に会えなかった。
悔しかったし、悲しかった。
何もできないってこういうことかー…と
LINEも電話も、食事も何もできなかったことを覚えている。
その時、一緒にいてくれて「ゆまこらしい仏壇用の何かを送るのもいいんじゃないかな?」と提案してくれたのは彼だった。
何かしら前を向いて頑張らなきゃと、そう思えた。
「これとかピンクで淡くて、ゆまこっぽい」
と彼が蝋燭のリンクを送ってくれた時、なるほど、彼にとって私はそういうイメージなのね!と納得したのも覚えている。
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きっと私は、持ち前の愛想の良さと人懐っこさで、誰でもいいから恋人を作ろうと思えば、すぐ作れるのだとは思う。
人と住むことにも抵抗はないから、結婚もできるし、誰とでも、そこそこ楽しくは過ごしていけるのかもしれない。
それで私が『幸せ』かは分からないけれど。
自分の中の『違和感』を見て見ぬふりして、そつなく生きていくことは間違いではないけれど、きっとそれをしたら私は、死ぬ時に後悔するんだろうと思う。
どうせ1度きりの人生なら、後悔のない選択をしていきたいものです。