甲府ワイン旅 #6(終)
さて最終日の朝。甲府は雨だった。
チェックアウト前に買いに買い込んだワインやら
お土産やらを車に積み込もうとした私たちは焦る。
傘を差してなんとか一度で運ぶことができた。
チェックアウト後、
車で、まずは近くのリカーショップながさわ さんへ。
こちらはワインの品揃えが多いとのこと。
見たことのないワイナリーのワインもあり、
嬉しくなってあれこれ買い込む。
広島から来ましたと言うと、とても喜んでくださり、お茶をいただいた。
こちらのお店では買ったワインに関する解説書を
入れてくれた。
その解説書を見ながら
ワインを飲むのがとても楽しみである。
続いて 信玄ワイン さんへ。
小さなショップに入るとどなたもいらっしゃらなかったので、呼び鈴(ブザー)を2度ほど押す。
お店の方(おそらく醸造家の方)が
出てきてくださったので、ワインを3本購入。
こちらには甲斐ノワールや、
飲んだことのない甲斐ブラン(甲州とピノ・ブランの交配種)もあった。
(帰宅後、甲斐ブランを飲んだがとてもフルーティで美味しかった。造っているワイナリーは少ないのだが、もっと出てきてもいいブドウだと思う)
試食のワインゼリーもいただき、美味しく食べた。
最後にスーパーに寄り、
少しお買い物(信玄餅買った)をしてから甲府市を後にする。
実は節約して深夜割で帰るつもりなので
まだ時間はあるため、もう少しワイナリーに行くことにした。
訪ねたのは笛吹市のモンデ酒造 さん。
モンデ酒造さんは1952年創業のワイナリー。
ワインは広島でも見かけることがあるので、
なるべく見たことのないものを購入した。
モンデ酒造から出て、
少し早めのお昼ごはんにする。
良さそうなお蕎麦屋さんを見つけたので
早速飛び込んだ。
川田奥藤 第二分店 さん。
私たちが食べ終わって出る頃には
沢山待っている人がいたので
かなりの人気店のようだ。
私が食べた湯葉のお蕎麦。
お蕎麦はもちろんのこと、この湯葉が絶品!
別で揚げた湯葉も頼んだのだが、
こちらもふくよかな味でとっても美味しい。
県産のワインも充実していて、
夜、お蕎麦と湯葉とワインを楽しみに来たいものだと思った。
(車じゃないと来られない所にあるので
タクシーじゃないと難しいかな)
その後、数件の産直市場に寄り、
野菜やワインを購入して夜半過ぎに広島に戻る。
帰りは中部横断自動車道を通り
新東名高速道路を走った。
初めて新東名高速道路を通ったが、
車線も多く走りやすい道であった(夫談)。
うなぎパイもゆかりも買った。
実は今回、甲府に「暮らすならば」ということを
考えながら旅をしていた。
住むとなればまだ調べなければいけないことが
沢山あるのだが、
甲府という街の雰囲気は知ることができたので
とても有意義で楽しい旅だったと思う。
甲府とワインの羨ましいくらいの近い距離も
感じられて、なんとか近くに住めないものか、
無理なら、なんとか車で数時間程度の距離のところに住めないものか、と考え始めている。
この旅を計画した時に
いろんな所で情報を得ようとして
noteだけでなく、YouTubeやブログも調べたのだが、そこまで欲しい情報が無くて
結局自分たちであれこれ調べて計画を練った。
この旅の話が、これから甲府やその周辺に
ワイナリー巡りに行かれる方の参考になれば
いいなと思う。
(ちなみに勝沼なら大体歩きでワイナリー巡りできる)
それでは、長い旅話をお読みくださりありがとうございました!
これから買って帰った45本のワイン飲んでいきまーす。
(了)