柔軟性は一日にしてならず

突然ですが、自分は体が硬いです。

なんとかしたいと思って柔軟性をつけるためにヨガの練習やら開脚のストレッチなど出来ることを毎日コツコツと3ヶ月以上続けてようやくほんの少しですが効果を感じられるようになりました。

現在はヨガインストラクターになるためにちゃんとした指導を受けている身なので、練習内容についてはそこで学んだ知識に基づいて組み立てたもので理論上は正しいトレーニングになっているはずです。

柔軟性を高める、というヒントになりそうな物があれば積極的に本や動画など参照できるものは参照して自分にあったものを組み込むようにしています。

で、ようやく本日のポイントなのですが、色々調べていると「○○日で変わる」、とか、「どんなに硬い人でも開脚出来るようになる」、みたいなキャッチがそこかしこで見られるので、かなり危ないと思い一筆書こうと思った次第です。

最初に結論から書くと私が危ないと思うのは以下の内容です。

1.  継続する気力を削がれる
2. 怪我のリスク
3. 自己否定につながる

1. 継続する気力を削がれる

一番思うこととしては、これなら出来る、と思って頑張ってみたけれど全然効果がないから、といって止めてしまう人がこの言い方だと凄く増えてしまうんじゃないかと危惧したことです。

例えば1週間で体が変わる、とか言われて2週間頑張っても何も変わらなかったらどうでしょう?

よっぽど絶対に必要でなければ、もういいや、ってなっちゃいませんか?

自分も意思が強い方じゃないので何度もコレで諦めて来ました。

今回ちゃんと調べて学んだところでは、ストレッチなどによって人の筋肉の硬さが本質的に変わるためには大体3ヶ月以上かかるそうです。

もちろんめちゃめちゃ無理をすれば少し短縮できるかもしれませんが、その分怪我のリスクも増えますので、どうしても無理をするならプロインストラクターの指導のもとで行うことを強くおすすめします。実はこれが2番めの危惧です。

2. 怪我のリスク

結果がでないと自分の頑張りが足りないんじゃないか、と思って無理やり筋肉を伸ばそうとした結果、痛めてしまうということがものすごくあって、実は私自身も腿裏のハムストリングスという筋肉を強引に引き伸ばした結果痛めてしまって、未だに伸ばしたり強く踏み込んだりすると痛みを感じています。

こうなるとますます努力を継続することが困難になりますし、最悪日常生活にも支障をきたしかねません。

3. 自己否定につながる

先程も触れましたが、誰でも出来るって言われて努力してもできなかったら自分はよっぽどだめなんだと思ってしまいそうです。

でもそもそも体質って人それぞれですから、何だって上手くできる人がいればできない人もいると思います。だから焦らずゆっくり自分にあったやり方を見つけていくのが良いのかなって思います。

まとめ

今日書いた内容は全部自分自信で経験したことで、特に自分を痛めつけてしまうことは本当に辛いことです。

でも、今回のコラムはこういったキャッチを否定したいわけではなくて、もちろん悪意があってやっているわけではないと思っているし、努力を始める門戸を広げてくれていることはとてもありがたいことだと思っています。実際色々と参考にさせてもらっています。

自分は今でも柔軟性を高めるための方法については勉強中ですし、時間はかかっても毎日努力を継続して少しずつでも体質を変えていきたいと思っています。

この文章を読んでくださった方で体の硬さに悩んでいる方はどうか焦らず、一緒に頑張って少しずつ体を柔らかくしていきましょう。

ここまで読んでくださってありがとうございました。

昨日より今日、今日より明日の私達が少しだけ素敵な人であれますように。

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