夏野菜消費計画 第三十回「晴れの日はヘタの横好き」
命、燃える。
蚊が死に絶えました。連日も酷暑が蚊を燃やしつくてしまったようです。
わざわざ午後一時頃に打ち水に出てみれば、1分で砂利を敷き詰めた地面が渇いてしまいました。動画に撮りました。アスファルトならもっと早いでしょう。
水を貯められる土って偉大なんだなと思わされます。
時折、雷雨もやってきます。そんな中で猫や人間やいろんな生物が雷に撃たれそうになったり、アスファルトを踏みしめて燃やされそうになれながら生きているんだなと猛暑に頭をやられるのか、その儚さに切なくなります。
庭野菜定食を作ろう
今年七〇歳の父が離れで暮らしはじめたので、私が野菜を収穫しては多めに料理して花に届けてもらっています。たまには父も取りにきます。
もはや取れすぎても困り、熱中症も怖いため、野菜の虫よけはおざなりになっています。カメムシをはじめ、トカゲなども石畳を歩いており、火傷しないんだなとその体のつくりが不思議です。不思議といってもトカゲは駆除の必要もないので生態を調べるほど興味は湧いていません。むしろ野菜などの害になる虫を食べてくれたりするんですね。猫がネズミやもぐらを負い、トカゲが蛾を食べてくれて、カマキリもカエルも蜘蛛も肉食です。命って奪われることでもありがたいことだとほかの生き物から学んでしまって人間は人間の中での争いを加速させてしまうのでしょうか。
そんな中途半端な憶測はおいといて。
青じそ(大葉)にも虫がつくので、コップと牛乳パックに切って挿しておいたら、牛乳パックの大葉はすぐに根っこを出しました。植えて増やしてもいいんですが、そこまでしなくても我が家はいま大葉に困っていないんですよね。きれいな葉が少ないので誰かにあげられはしません。
それでちまちまと何かに大葉を混ぜています。肉なしのお好み焼きに使ったり、YouTubeで賛否両論の笠原流のきゅうり漬けに大葉を使うのも見てマネしてみました。本当は新ショウガを使うところをチューブの生姜にして、茗荷を混ぜました。我が家の庭の新ショウガはまだ収穫したくないからです。育った数が少ないので、もう少し大きく育てたいです。
一部焼け溶けたりしているものの、ナス科の野菜はよく育っています。毎日獅子唐とピーマンを収穫しています。野菜を採りすぎるとおなかの調子が悪くなるので、自分に合った量を見極めるようにしながら、メニューを考えられる人になりたいです。食べ過ぎ?なのに、貧血というよく分からない体質です。
半分実話
今年の創作大賞が終わりましたね。参加することに意義があると思って「雨夏の香り」を何とか書きました。そこに使った画像を登場させるのはこの記事で三度目です。
言い忘れ?ていたのですが、この庭の収穫野菜リストは半分実体験に基づいており、半分は妄想です。
例えば、春キャベツは我が家では育てておらず、人参も玉ねぎも余るほど収穫できてはいません。ジャガイモは実際にまだあります。レタスは五月で終わらせて、ナス科の野菜は収穫中なものの、トマトはまだこれからです。
収穫予定はサトイモ以外は願望です。サトイモは余るのでもういらないです。昨年だいぶ掘り起こしたのに、父がまた植えてしまったようです。とても食べきれません。
創作大賞の感想も誰かの長編を読んで書くつもりでした。しかし、その前に猫のクラウドファンディングをはじめたり、仕事があったりで、気持ちが忙しくとうとう読まず書かずに終えました。自分は読んでもらうのを期待しながら、他の人のを読まないのは失礼ですよね。読書感想文シリーズもとん挫。もう少し順序だててやりたかったです。
小説では梅雨時期のガーデニングを舞台にしました。今は酷暑。すっかり季節外れになっています。さらに私自身、梅雨時期より庭に出ていません。
家庭がある方は、夏休みをどのようにお過ごしでしょうか。学校の夏休みの日数がどんどん減っているとうニュースを見ました。どうぞ、ご家族ともに熱中症にお気をつけください。私は暑さを理由になるべく引きこもります。
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