動物を飼ったらやはりムツゴロウさんの本が読みたくなる
新聞好きの猫がとうとう昨日新聞を着てました!
それはともかく。
ムツゴロウさんがYouTubeやってました!
いやあ、驚きました。ムツゴロウ王国のアメブロがあるのは知っていましたが、noteを始めてからアメブロはご無沙汰していて、久しぶりに開いたらYouTubeのことを知りました。
ちょうど1年前に始められたようです。猫を飼い1年経って改めてムツゴロウさんの本が読みたくなったんですよね。
中高生の頃学校にあるムツゴロウさんの本はだいぶ読んでいました。猫を飼い始めて改めて読みたいと思っていたんですよね。
ムツゴロウさんのYouTubeの第1回の内容、なぜ医師になったのかというエピソード、全部本で読んで知っているという(笑)それでも、あーたしかにそんなこと書いてあったなあとか思い出して聞きました。まだ見つけたばかりなので今後見るのが楽しみです。
ムツゴロウさんこと、作家の畑正憲さん、もう85歳らしいです。私は先にムツゴロウさんの本から読みましたが、高校生の頃北杜夫さんの本を読んで感じがムツゴロウさんに似ているなと思ったら、ムツゴロウさんが北杜夫さんに憧れていたと知り、自分の観察眼もなかなかだと悦にいった思い出があります。
ムツゴロウさん文学部に行きたかったんですよね。母方のおばあちゃんが文学好きで。でも父兄が医師で、医師でも文学はやれると言われてお父さんが受からなかった東大に行ったとかだったと思います。
頭の良い方なので大人になったいま読んでもわからないところや高尚なところがありますが、概ね中学生くらいになれば読めるものばかりだと思います。ただし、私は本や新聞を読むために小5で漢検準2をとった(自慢)ので、その限りではありません。平易な書き方といっても北杜夫を読むのと同じという感じです。
YouTubeはまだ再生回数少ないみたいですが、なかなか本は読まないという方はYouTubeでムツゴロウさんの哲学を知ることができます。
おすすめです!
最近改めて購入したムツゴロウさんの本はこちらです。2000年代出版なので新しい方ではないでしょうか。多分子どもの頃も読んだはずですが、内容覚えていませんでした。
いきなり、なるほどそうだよなあというエピソードから始まります。
「ムツゴロウの動物交際術 」(文春文庫)
この本ではないですが、犬を飼っていたときにムツゴロウさんの真似して犬のおならを聞いてやろうと外で犬のそばに座っていたこともあります。秋田犬と中型雑種の雌犬を飼っていましたが、とうとうおならは聞けませんでした。
今飼っている猫は多分おならかな?というのが2回ありました。犬猫はおならするのか、ほとんどしないならなぜかかなり知りたい問題です。
今のムツゴロウさんならその謎より深くお知りになったのでしょうか。保護動物カフェとかの走りはムツゴロウさんだよなあと思うことがあります。テレビよりさらにエッセイの印象が強いので、私のなかでは見た目の柔和さと違いちょっと頭が良すぎて近寄り難い印象ですが、子どもの頃は一度間近に話を聞いてみたいなあと思っていました。
内容は私がここで切り取りして書くと誤解を生みそうであまり触れたくないのですが、秋田犬のエピソードをちょっと。
人間がところ構わずキスをするイメージのある西欧ですが、あまり犬が人を舐めるのを好まず犬は口を舐めないようにしつけるそうです。20年前の話なので違うところもあるかもしれませんが、最近別の本でも西欧は犬や猫を管理すると書いてあったので根本的な考え方は変わらないと思います。
けれど犬がなめるのは親愛を表すためです。ムツゴロウさんが飼っていた秋田犬はすごく舐めてくる犬だったそうで、うちで飼っていた秋田犬も雑種犬の方に比べてベロベロ舐めて来ました。私はそれが嬉しかったのですが、あんまり舐めてくるのでムツゴロウさんはむっとして犬を舐め返したら犬の方が嫌がったらしいです。それは全ての犬がそうだったということです。
じつは私は最近猫が鼻キスをするので口にしようと何回か試みて、拒絶され、これは本当に嫌なんだなと諦めました。ムツゴロウさんじゃないですが、身体や鼻を舐めても猫はじっとして毛繕いし直すくらいでしたから不思議です。
愛する伴侶としか犬猫は舐め合わないのでしょうか?というか口がダメなのか?ムツゴロウさんがどの辺を舐め返したかまでは書いてなかったので、身体舐めても同じですか?と聞いてみたいです。
そして飼っていた犬たちが生きていたら、私も舐め返してみたかったと思いました。