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青春時代に帰って読みたい「タイムリープ」【猫様の嘴】
体調不良で何も書くことがないなと過去を振り返ってみることにしました。私の青春時代。最も読んだ小説は、「タイム・リープ」「ダブルキャスト」です。高畑恭次郎さんの作品です。その後、生小説を描かれるのを待っていましたが、途中でお名前を変えられたのか、書くのを止められたのか、作品を見つけられなくなりました。
フォローしている皆さんの過去記事を見ていたら、タイムリープの記事を見つけて懐かしくなりました。↓
私にとっては、あの電撃文庫らしい青い表紙のイメージが強いです。
「タイム・リープ」は女子高生が体の中で、過去と現在と行ったり来たりする物語でした。そして、その解決策を、学校の秀才の男の子に考えてもらうのです。「ダブルキャスト」は、タイムリープが時間移動をする側の立場から描かれたものであったのに対して、意識のうちで時間移動する人間を外から見たらどうなるかと作者が考えたところから生まれたそうです。
なんだか、この作品の感想文、何年か前にも書いたような気がしますが、もういいのです。思い出したびに読みたくなります。中高生の頃に繰り返し読んでいたほどの感動は今はもはや無いのです。それでも当時、何度読んでもワクワクした気持ちを思い出します。結構事件としては深刻なんですけれども、陰湿に感じさせない軽快な物語の展開が読者の期待感を高めます。
恋愛要素は少なめです。ただ一方で、それが主人公たちの年齢らしい爽やかさを感じさせます。
こういう小説をまた読んでみたいですね。私もこんな小説を将来描きたいと子供の頃は思っていましたが、無理でした。同じようなシチュエーションのものを書くと、どうしても二番煎じになりますから、すでに王道化したものにオリジナリティーを加えて、読者に新鮮さを与えなければいけないというのがまず難しいです。子供だって、小学生のうちにはSF小説に触れてしまいますからね。タイムトラベルが珍しくないわけです。
ご飯を食べてないと読書する気力もわきません。早くちょっとのお粥生活から脱したい。5日間くらいプチ断食すればもういいかと思い、明日にはそれ以外を食べてみるつもりです。
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