家庭菜園初心者が失敗した野菜たち

家庭菜園をしているというか何というか、父が勝手に種だけまくものを何とかしようとしたり、ほぼ諦めています。

家庭菜園をやっていて、困ったことはいくつもあります。

【初心者の家庭菜園困りごとBEST3】

1.野生化した植物が繁茂する
2.巻きついたり、侵食して育たない
3.どこに何が植えてあるかわからなくなる

植え替えや虫除けなどといったことはもちろん困りますが、勉強不足を露呈するだけなのでやめておきます。
上記の3つで困った野菜を紹介します。
世話が悪いだけというお叱りがあればごもっともです。

野生化した野菜たち

野生化したジャガイモの方がしっかりしておいしいとの話も聞きました。しかしなんだかんだいってうまく育たないのです。「勝手に生えたならせめて美味しく育ってください」と思ってしまいます。
他にもあったかもしれませんが、わかる範囲で野生化してしまったと思われる我が家の野菜たちを列挙してみます。

・じゃがいも　※今年は11月の終盤になってもまだ収穫していません。大きくなっていないのです。種芋を父が植えたものも同様にまだ小さいです。
・小松菜　※毛がチクチクするので、もう誰も食べません。他に食べ切れないほど葉物が収穫できたり近所からいただいたりするからです。
・高菜　※去年、漬物にしたものが余っているので、今年も漬物にするわけにはいきません。これも気づいたらぎょっとするほど大きくなっています。
・紫蘇　※大葉もあります。こんなにたくさん生えてきても困るのになぁというご家庭は多いのではないでしょうか。
・ミョウガ　※今年は全然取れない年でした。しかし去年はたくさん食べ切れないほど収穫しました。びっしり茗荷が生えている梅雨の庭の姿はあまり見た目が良くない気がします。
・ニンニク　※野生化していても、食べ切れないほどで困ると言う事はありません。しかし、思いもかけないところに育つので、他の野菜を植えたら、ニンニクが生えてきて、植え替えるニンニクは無事だったけれども、ニンニクを抜いた後に残った野菜が枯れてしまったりします。
・ニラ　※たくさん生えているように見えて、丈がうまいこと伸びません。結果、それほど料理にも使わずに、ただ生やしているだけに終わってしまいます。またニンニクと同様に思いもかけないところに生えてきたりして、他の野菜の邪魔になります。

巻きついたり他を侵食する野菜たち

野生化した野菜はどこから生えてくるか、予想もつかないので、基本的にはその年に植えた他の野菜の邪魔になります。

では、他に何が困るか？

マメ科
の植物たちです。
スナップえんどうはネットを張るの私は手間だと感じますが、たくさん実らせるのは簡単です。

しかし、いんげん。これはうまくいくときにはうまくいくのですが、すごくツタが絡まるのです。父が適当に、同じ場所に、大量の豆をまいていたりすると、そこそこ育ってきたときに、間引くのをためらって残しすぎてしまうと、ネットを張っても絡まって大変です。ツタが絡まると、花芽が窒息してしまうのか、実が良く育ちません。
しかし、うまくいったらうまくいったで、いんげんって本当に食べ切れないものですよ。私は消化に良くないので、なるべく遠慮したいと思いつつ、減らないので食べることを繰り返しても、結局ほとんど減らないことには変わりなく、焼け石に水でした。

しかし、今年は性懲りもなく、そら豆の種を撒きました。父が豆を育てたがるんですよね。頂き物の落花生が芽吹いてしまったので、植えてみるかどうか悩んでいます。うまく育ったら育ったで、また食べ切れないでしょう。土に還るから別にいいんですけど、なんだか食べないともったいない気がしてしまいますよね。

どこに植えてあるか分からなくなる野菜たち

野生化した野菜たちは、これまた言うまでもありません。
他に緑の葉物野菜も案外わからなくなってしまいます。
1つには、手入れが悪いので雑草に紛れて、生えてきても、相当の大きさになるまで気づかなかったりするのです。気づかれないままだと雑草に負けてしまうと、そのまま枯れる運命です。11月に入り、やっと青梗菜が芽吹いていることに気づきました。生えてこないなぁと思っていたのですが、やっぱり雑草に紛れていただけでした。草むしりをしているつもりだったのですが、育ってきた頃に、草むしりを止めているのです。

また、葉物野菜は風景に溶け込んでしまうだけでなく、虫や鳥に食べられて、消えてなくなってしまうということもあります。
ネットで調べて、白菜とほうれん草にダニがつくと言うことを知ったのですが、もうだいぶ寒いからいいかなぁと放置しています。
白菜はほとんどカタツムリに食べられている状態です。そのうちにご近所からとても立派な白菜をいただきました。
庭の野菜がうまく育たなくても困らないので困ってしまいます。

他に家で育ちにくい野菜としては、カブやネギが挙げられます。今年は小カブの種をまいてうまくいきました。
育ちやすいと書いてある品種を選んで、ちゃんと種まきの時期を確認しているのですが、なぜうまく育たないのか分かりません。