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我が家の庭の風景 part.120 「ディルとフェンネルの違い」

 昨年と一昨年はディルを育てました。今年はフェンネルも育てることにしました。全く見分けがつかなくなるかもと思っていましたが、そんな事はありませんでした。

ディル

実物は写真よりももっと緑が濃いです。

 今年育ててみてわかった事は、ディルもフェンネルも同様に手をかけなくても育つ植物のようです。また虫もつきにくいです。

 種を巻いた時期によるのかもしれません。日当たりも関係するでしょう。ディルの方が遅く芽が出て、緑が濃いです。ディルが育ってきて、両者の見分けがつくようになりました。
ディルの方が香りも濃いような気がします。ディルの方が小ぶりなので、香りも濃く、緑の色も濃くても、他の草に紛れてしまいます。ディルの芽が出たことに気づかなくて、うっかり他の雑草と抜いてしまうところでした。
 ディルの方がこれほど香りが強いなら肉や魚の臭い消しにはディルの方が良いのかなと思っています。一方で、少し苦手な匂いなので、あまりスープにしたいとは思っていません。そうこうするうちに時期が終わってしまうので、使い方を考えなければいけません。
 ただし、ディルは1年草です。種が落ちて増えるので、来年育ってきたらまた考えれば良いかと思い、結局今年もあまり使わないで終わりそうです。数年前初めてディルを育てたときに下から見上げて太陽に透かしてスマホで撮影したディルの写真が気に入っています。いや、もしかしたらコリアンダーだったかもしれません。この系統の植物は見分けるのも使い分けをするのも難しいです。コリアンダーもといパクチーは、全く葉っぱの形が違うんですけどね。

フェンネル(スティッキオ)

 ディルに比べると匂いがそれほど青臭くなく、葉っぱの緑色も優しげです。多少枝が折れやすいような気がします。
 何よりの違いは、フェンネルは根元の茎が太ってくることです。これをスープにするのを今から楽しみにしています。

 1メートルほどにしかならないディルと違って、フェンネルは2メートル近くまで大きくなります。多年草をうまく毎年育てられたことがないのですが、万が一毎年育つことを考えて、小ぶりの品種を探して種を買いました。

 日本語名では、茴香(ういきょう)。英語名では、フェンネルイタリア食材としては、フィノッキオと呼ばれています。スティッキオはこれを日本人向けに小型に改良したものだそうです。トキタ種苗のサイトから購入しました。

 茎がカブのように丸く育つ事は無いので、もうそろそろ食べごろの株もあります。どんな料理をしたらいいだろうとトキタ種苗のサイトで調べてみました。

 バーニャカウダがありました。何年か前に作ったことがあるような気がします。おいしかったんですよね。物価高騰の波で、片口イワシの缶詰の価格が今どうなっているか分かりませんが、おそらく作った頃には、100円均一ショップでも売ってあったような気がします。まだ手が届くような値段であれば、今年バーニャカウダを作って食べてみたいです。

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