若葉マークのフェンネル料理 第二十六回「晴れの日は」
やっとスティッキオを収穫しました。
スティッキオはトキタ種苗で開発された英語名フェンネル、イタリア料理ではフィノッキオというハーブを日本人向けに小型化したスティックフィノッキオです。
昨年種をまいたところ、発芽率もよく手をかけなくても順調に育ってくれました。
個人的には、セロリやディルより癖がなく香りが柔らかいので家庭菜園におすすめです。フェンネルほど大きく育たないのもコンパクトでよいなと思います。成長した大きさは、にんじんの葉っぱより高さと幅を取るくらいのイメージです。
フェンネルとささみのピカタ
茎は野菜スティックにしてバーニャカウダにして食べるとおいしいようです。バーニャカウダのソースに欠かせないアンチョビもいまや100均で見かける食材ですならね。20年前よりイタリアンがずいぶん日本で身近になったなあと思います。
ささみには、他の部位に比べたら臭みがないので、フェンネルでも香りがするなと思いました。単純にたくさん葉っぱを使ったから香りがしたのかもしれません。
惜しむらくはチーズを使わなかったことです。家にチーズあったのに!チーズ挟んで大葉で巻くあのフライのようにすればよかったです。フェンネルの香りを打ち消さないチーズが良いですね。大葉なら香りが強いので負けません。フェンネルはもっと優しい味わいでした。
食べたことがなかった食材を自分で育てて初めて食べるのもなかなか楽しい体験です。
あまったころもは、お好み焼きにしよう!
ピカタの衣にした薄力粉と卵が余ったので、お好み焼きにしました。キャベツの値段がだんだん下がって来ましたね。旬の春キャベツはなんであんなに嘘みたいに値段が高かったのでしょうか。
豚肉とエビを使ったなかなか豪華なお好み焼きです。エビは冷凍焼けが心配だったので予定になかったのにお好み焼きに使いました。いわゆるあまりもの料理です。
焼ける前は葉っぱが青のりみたいで良い感じに見えました。オリーブオイルとスティッキオが混ざるとあまり油臭くないんですね。
スティッキオの白チャーハン
最近スコーンをよく作ります。スコーン屋さんになりたいほどです。卵黄を表面に塗ると卵白が余ります。その卵白で洋風炒飯を作りました。オリーブオイルと塩で味付け。シンプルな白飯?です。
どの料理の味も家族に評判が良かったので、来年もスティッキオを育てようと思います。種もお手頃で節約になります。
セロリも育てたのですが、みんな食べてくれず花になりました。
我が家は来年から、スープにはセロリよりフェンネルならぬスティッキオです。
バーニャカウダも作りたいです。アンチョビを買って来なくては。自分が生野菜をあまり食べないので家族のためだけにバーニャカウダを作るとなるとなかなか料理下手の重い腰が上がりません。
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