【SNSを上手く使うために】特性を知る
皆さん、こんにちは!
地域を知りたい~!が発端で、好奇心旺盛にアンテナを高く張り巡らして、いつも動き回っている回遊魚の【まゆゆ~!】です。
はじめに
2020年、コロナウイルス感染症により世の中が変わりました。
子どもたちは学校において一人1台の端末が貸与され、
社会では、オンラインによる業務遂行になりました。
一気に、日常生活で当たり前のように使われることになったICT・SNS。
大人も子どももよく分からないからこそ、
悪いモノ・危険なモノと決めつけてしまいがち。
そんなレッテルを貼らず、賢く使いこなしたら良いのに・・・
こんな便利なツールを怖いから使わないのは勿体ないのに・・・
昨年秋に開講した「越谷技博」※で、私、まゆゆは、
そのような想いから、自分の経験や知識に基づき、
ICT・SNSを正しく使うコツをお話する講座を開きました。
まだ世間では、ICTやSNSをどんなものなのかを理解した上で、
使うことが浸透していないと感じています。
以前は、情報モラル、ネットマナーを取り扱うことが多かったのですが、
今は、デジタル・シティズンシップという形で、
より具体化、より多岐に渡る内容で、ICTやSNSの理解が必要です。
理解を深めて貰う一歩として、私が考えるICT・SNSの使い方
(操作方法ではない)をまとめ、noteで啓発投稿していきます。
今回は、『SNSを賢く上手く使うために、SNSの特性を知ろう!』です。
ICTとは/SNSとは
ICT、SNSは、何の略なのかご存じでしょうか?
ICTは『Information and Communication Technology』の略。
SNSは『Social Networking Service』の略。
ICTは、その名の通り【情報通信技術】と訳されます。
以前は「IT(Information Technology)と言われ、情報技術が主でした。
それが、スマートフォンをはじめとする通信機器が進化。
膨大な情報量を処理できる通信網が完成して、情報が通信を介して繋がっていくICT社会になりました。
ICT社会になることで、人が繋がりやすくなり、SNSが普及してきたのです。
SNSは、友人、趣味や特技の仲間、職場メンバーなどが繋がり、文章や写真・動画などで想いや考えを表現し、メンバー間でコミュニケーションを取り合うサービスのこと。
個人が発信できるツールとして、2000年代になってから利用されるようになりました。
日本において最初に流行したSNSは、「mixi(ミクシィ)」。
私自身もアカウントを持っていましたし、これが私のSNSデビューでした。
以下に、SNSを分類分けして、一部挙げました。
メッセージ型
LINE/WhatsApなど文章投稿型
mixi/Facebook/X(旧Twitter)/Ameba/noteなど写真・動画投稿型
Instagram/Snapchat/TikTok/YouTubeなど音声投稿・ライブ配信型
Clubhouse/Voicy/Stand.fm/17Live/SHOWROOMなど
SNSの5つの特性
上記に挙げた以外にもたくさん存在するSNS。
そして、昨今、SNSの悪いところ・危険なところは、ニュースや報道で取り上げられ、耳に残っていることが多くありますよね。
でも、そもそもSNSは「悪いもの」「危険なもの」なのでしょうか?
SNSの5つの特性は、ご存じでしょうか?
5つの特性を知り、SNSへの理解をより深めることで、心配や不安を回避でき、便利なツールとして活用していきましょう。
特性①「記録性」
投稿を削除したら情報がなくなると思っていませんか?
確かに、投稿は削除されますが、もしその投稿が誰かにコピーされていたり、引用されていたり・・・ 拡散されているかどうかは分かりません。
コピー・引用等がされている情報までは削除されません。
インターネット上から様々な情報を簡単に入手することができますが、それらの情報はインターネットがこの世から無くならない限り、永遠に消すことができません。
インターネット上に情報を投稿。それが
『消せない』と思えば・・・・・
『消せない』からこそ・・・・・
あなたは、どのように行動しますか?
特性②「公開性」
SNSでは、メンバーを承認しないと、やり取りができない仕組み【鍵アカウント】があります。
鍵アカウントでコントロールできるのは、直接鍵アカウントで繋がっている友達まで。
友達の友達、友達の友達の友達、友達の友達の友達の友達の・・・
直接、鍵アカウントで繋がっている友達の知り合いを知らないことが多いでしょうが、実質的には友達の輪が繋がっている構図なのです。
鍵アカウントは、閉鎖的な空間と思いがちですが、この繋がっている構図から、実は、情報が漏れる可能性あります。
「人の口に戸は立てられぬ」と言いますが、SNSも戸は立てられません。
インターネット上に情報を投稿。それが、
『いつでも誰でも見られている』と思えば・・・・・
『いつでも誰でも見られている』からこそ・・・・・
あなたは、どのように行動しますか?
特性③「信憑性」
インターネット上の情報は、本当なのか、嘘なのか保証はありません。
情報を受け取る側は、情報を確認したり、吟味することが必要です。
情報源・出所が信頼できる人や会社であっても、複数の媒体で確認して、真偽を確かめることが大事。
今は、フェイク画像や動画も多数あります。
画像ある場合には、情報だけでなく、画像の真偽も必要です。
インターネット上の情報には、
『嘘もある』と思えば・・・・・
『嘘もある』からこそ・・・・・
あなたは、どのように行動しますか?
特性④「流出性」
インターネット上にある情報は、閲覧した人が自由にコピー・拡散することができます。
そのため、本人が投稿していない時も、誰かの投稿から情報が流れることがあります。
情報と簡単に言いますが、個人を特定できる情報(個人情報)が流れてしまうと、生活の様々な場面で危険にさらされる恐れがあります。
自分自身の情報を漏らさないだけでなく、周りにいる・携わる人たちの情報を扱うことにも細心の注意を払うことが大事です。
インターネット上では、
『どこからか情報が流れ出る心配がある』と思えば・・・・・
『どこからか情報が流れ出る心配がある』からこそ・・・・・
あなたは、どのように行動しますか?
特性⑤「公共性」
インターネット上は、直接顔を合わせることは、ほとんどありません。
また、実名ではなく匿名が通ります。
コミュニケーションとしては、言葉や文章が中心。
閉鎖された空間、私的空間と勘違いしがちですが、「公開性」なので、多くの人が見たり、使ったりする空間です。
対面している時と同じようにマナーやモラルを守り、節度ある行動・言動が大切です。
インターネット上は、
『みんなが使う』と思えば・・・・・
『みんなが使う』からこそ・・・・・
あなたは、どのように行動しますか?
5つの特性を踏まえて【一呼吸】
5つの特性を説明しました。
聞けば聞くほど、危険、怖い、不安を感じた方もいらっしゃるでしょう。
しかし、SNSは、消せないんだ!と思えば、消せないからこそ、
その投稿がいつまでも残る価値ある投稿だろうか??
と、【一呼吸】置いて考えてみてください。
アンガーマネジメントにおいて「6秒ルール」があります。
怒りを感じたら、理性が介入するまでの6秒間は、反射をせずにやり過ごすことです。
人間の怒りのピークは長くても6秒と言われているため、6秒待つことで、ある程度は気持ちを静められるそうですが、正しい理解と訓練が必要です。
この「6秒ルール」と同じように、SNS投稿においても【一呼吸】を置いてください。
但し、この【一呼吸】も意識をしていないと、うっかり・・・があります。
投稿する時の気持ちに勢いが付いて、自分を見失っているかもしれません。
だから、投稿前にSNSの特性を見返し、自分の投稿は問題ないか?と考えるタイミング【一呼吸】をいつでも意識してください。
落ち着いた気持ちで投稿文を読み返すと、適切な判断ができると思います。
これがSNSを正しく賢く使うコツ。
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