子どもの権利を守る
皆さん、こんにちは!
地域を知りたい~!が発端で、好奇心旺盛にアンテナを高く張り巡らして、いつも動き回っている回遊魚の【まゆゆ~!】です。
先日の子どもの声を聴くファシリテーター研修に続き・・・
ファシリテーター研修では、子どもの声を聴くにあたって、子どもの意思を尊重することの大事さを意識する必要があるとのこと。
そこには、子どもにも権利があることを認識することが大事であると説明がありました。
今日は、その権利について、学ぶことができました。(^_-)-☆
こども基本法をご存じですか?
令和5年4月に、こども家庭庁が創設されるのと同時に、こども基本法が施行されました。まだ日が浅い法律です。
こども基本法は、【日本国憲法】と【子どもの権利条約】に基づく、子どもの権利の国内法です。
【子どもの権利条約】は、40個の子どもの権利を規定しています。
子どもが自分自身を大切にでき、幸せになるための世界共通ルールが「子どもの権利」なのです。
もちろん、大人だって同じように権利があります。
しかし、なぜ子どもの権利をこんなに尊重するのかは、子ども自身、権利があることを知らず、子ども自身は大人の言いなりだったり、我慢があったりすることが普通と思いがちだからです。
子どもが自分の権利を主張し、幸せになるために行動することに対して、大人と子ども(若者)が話し合って、一緒に「安心ルール」を作ることが、権利実現には不可欠だそうです。
園・学校、先生や職員だけでなく、地域の大人も含めて、子ども(若者)が安心安全に生きる権利、学ぶ権利が脅かされてはいけない!
「安心ルール」は、行政などが大掛かりに決めていくことも必要ですが、まずは、大人が子ども(若者)にどう接すると良いのか?を考えることから始まります。
大人は子ども(若者)に『~はしません』
大人は子ども(若者)に『~を大切に関わります』
研修中に私が考えた内容は、
子ども(若者)の顔を見ずに、何かをしながら話を聴きません。
子ども(若者)が話したいと思うまでは話をすることを強要しません。
子ども(若者)と向き合って、彼らの想いを受け止める姿勢で関わります。
子ども(若者)が話したいという気持ちになるまで待ちます。
研修に参加されている方々が考えた内容は、
・子ども扱いではなく、一人の人間として関わる。
・子どもも大人も素直に自分の感情を出して関わる。
などが挙がりました。
今回、学んだ中で、こども基本法第三条が私の心に刺さりましたので、ご紹介します。
18歳や20歳などの年齢で必要なサポートが途切れてしまわないように『心と身体の発達の過程にある人をこども』としている点、そして、年齢や成長に応じて意見を大切にし、子どもの一番良い幸せが最優先されている点を大人も子どもも認識して、互いに尊重し合えると、より良い生活になると考えているところ。第三条四の部分です。ココが良い!と思いました。