教職パフォーマンス演習見学
皆さん、こんにちは!
地域を知りたい~!が発端で、好奇心旺盛にアンテナを高く張り巡らして、いつも動き回っている回遊魚の【まゆゆ~!】です。
東京理科大学の演習見学に行きました!
こしがやエフエムで、教育について考える番組「タバティの絶好調」。
私、まゆゆは、タバティこと、田畑栄一先生のアシスタントとして
「子育てはひふへほ」以外にも参加しています。
6月にあった「タバティの絶好調」公開収録でお目にかかった
東京理科大学・井藤元(いとう げん)教授は、
タバティさんと同じく、大学教育に漫才を取り入れています。
井藤教授が大学3・4年生の教員を目指している学生向けで実施してる
『漫才づくりを教職に生かせ!』という演習2日目にお邪魔いたしました。
プロの漫才から学ぶことも盛り込んでいるため、2名の芸人が参加。
じなんぼ〜いず シギハラヨシアキさん
ふうらいぼう。小西啓介さん
教職パフォーマンス演習の流れ
5組のコンビができあがり、午前から漫才の構成や台本を練り、
シギハラさん、小西さんの指導アドバイスを受けながら、漫才の実践をし、多角的に見直し・練り直しをして、午後の審査へ進みました。
午後も1時間ほど、ブラッシュアップを行い、審査(決戦)となりました。
ナント、私、まゆゆも審査員に加わることになり・・・
プロである芸人お二人と共に、学生たちが行った漫才に対して率直が意見を述べさせて貰いました!
5組の漫才内容
1番目:でこぼこ
各スポーツを取り上げて展開しますが、結局は野球に行きつく流れ。
プロの見解では、言葉の展開で惹きつけるため、高度な技術だそうです。
私も見ていて、野球がオチなんだろうなあと思いながら、その展開を楽しみました。ちょっと残念だったのが、一番手での緊張もあったと思われ、せっかくの掛け合いがちょっと元気なし。( ノД`)シクシク…
2番目:海王類
AIを題材とした展開。最初のつかみも「お母さんがAI!」と言って笑いを誘うあたりが上手い!
AIに様々な問いかけをするところも今どきな流れで興味をそそられました。
最後のオチがもう少しひねりがあると面白さが増すだろうなと思いました。
まゆゆ的には、AIが暴走しちゃうとか?!(笑)
3番目:カナリアン
趣味から展開していきますが、その趣味が伏線回収のような流れで、ちゃんとネタで活きてくるあたりは、凝っていて面白い!と思いました。
コンビ二人の関係性が、漫才の表現にも表れていました。
強気なツッコミと、弱気のボケのバランスが絶妙!
4番目:筋肉DJ
女の子にモテたいけれど、上手くいきつかないところに筋肉ネタ。(笑)
そういう展開するよね~!と思った通りの部分もあるのですが、そこを喋りが上手なツッコミ役がテンポ良く進めていて、引き込まれました。
筋肉ボケがもう少しアピールしたら、良かったかなと思いました。
5番目:堕落檸檬
ファッションで悩んでいるから始まり、実際のお店に行った展開。
細かい動作も含めて、動きがある漫才なので、惹きつけられました。
コンビのお二人がツッコミもボケもできる感じで、しっかりコントになっていました。
シギハラさん、小西さん、まゆゆの3人の得点から優勝は、
『海王類』でした!(^▽^ノノ"パチパチ
教育漫才とは
ワクワクする学校や授業、安定した温かい人間関係こそが、困難を乗り越えていく生きる力を育てる土台になります。
その方法として「教育漫才」を取り入れて、温かい笑いを作り、みんな不快に感じたりしない、笑顔になることが大事です。
詳細は、以下の記事をご覧ください。
今回、大学生がおこなった教育漫才は、もちろん温かい笑いもありますが、この先、教員になり、学校現場で児童生徒と向き合う時、
ファシリテーターのような役目を担っていくのです。
学級運営の場を創り、児童生徒を取り持つ・つなぎ、
そして、問いかけてまとめる。
空間や間の取り方、一瞬にしてスイッチを入れて動き出させる、引き出しを多く持ちつつ柔軟性に対応する・・・
漫才で学んだことがすべて繋がるのです。
このような経験を積んだ学生たちが、
教員になったら教育が変わっていく気がしました!
以前のnote投稿で、インプットが得意な日本の教育。
でも、世の中で通用するのは、アウトプットができる人材。
そんなアウトプットを実践できる教員がこうやって誕生するのです!
楽しみ!o(*^∇^*)o