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国立科学センター(JISS)へ行ってきた。

こんにちは!

先日、大学院の先生の計らいで国立科学センター(JISS)に行くことができました。



僕自身の専門であるハンドボールをやっている人たちの間では、
「味の素」ということの方が多い気もします。

また、最近では、ハイキューでこの施設が登場するなどしているので、見たことがある方も多いのではないかと思います。

国立科学センター(JISS)って?

先ほどの、アニメ「ハイキュー」でこの建物に見覚えがある方は、大まかなこの施設のイメージを持つことができているのではないかなと思います。

この施設では、アンダー世代などを含む、日本代表選手が国際試合などに向けて練習を行う場所であり、

様々な競技の体育館があることはもちろん。

アスリート用の食事を食べることができる食堂であったり、
合宿のために使用されることが多いために、宿泊棟までもが完備されています。

また、そのようなただ単に代表選手が練習をする場所という役割だけでなく、

それらの選手に対して、
スポーツ科学全般(栄養や心理、バイオメカニクスなどなど)の様々な支援を提供する中で、同時に研究も行われている場所になります。

インターネットで検索した場合にも、

日本のスポーツ競技者における国際競技力向上のための研究、支援業務を行う、
スポーツ医学・科学・情報研究の中枢機関。

だと記載されています。

実際に行ってみて

前述記載しているように、
主には、日本代表選手などのレベルが高い選手たちが招集され、国際試合などに向けて合宿などを行う場所であるために、

僕自身は、選手としては訪れる機会など到底ないような場所でしたので、
行けることになった際には、率直に楽しみな気持ちが大きかったです。

実際に建物を見たり、職員の方などのお話を聞いている中でも、

「さすが、日本の最高峰だなぁ。」

とは感じたものの、
少し複雑な気持ちが入り混じった見学になったなぁという印象でした。

というのも、大学院では、「心理学」を研究しているという

烏滸がましいですが、自身の「研究者」

としての側面と、

ハンドボールに携わる「コーチ」

としての側面。

自分は将来、どちらの立場でこの場所に帰ってくることを目指すのか。

という考えに全く明確な自身の答えを出すことができなかったからです。


この悩みに関しては、JISSを訪れたから出てきた悩みではなく、

ここ最近ずっと悩んでいたことでもあり、

心理学とコーチングというもののどちらを自分の主にするのか。

ということが、
様々なことを経験する中で自身の中で深まっていった疑問点でもありました。

そんな中でこのようなJISSを訪れる機会があり、
現在のJISSの心理スタッフの大半が現在通っている大学院のOBなので、今回の機会を自分の悩みを解決する一助にしようということが自分の中でのプチ目標でもありました。

悩みは解決したのか。

率直に感想を言うと、完全に解決したのか。

と言う視点で見た際には、

30%程度すっきりしたかなと言う程度ですが、

今自分が行っていることは間違いではないのかな。

と個人的に感じることができました。

中でもJISSのセンター長のお話の中に出てきた

「実践」と「研究」の両立

と言う言葉は自分的にはすごく納得できる部分があり、

やはり「研究」をするのであれば、「実践」に還元できるものをやりたいし、

「実践」を行っていく中での疑問などを「研究」を通して解決していくべきなのではないかなとも考えました。

「研究者」か「指導者」かではなく、

「研究者」でもあり、「指導者」でもある。

というスタンスを持っておくことが大切だなと感じました。

その中でも現在は、コーチングの「実践」の機会が少なかったので、

まずは、自分自身の「実践」の機会を増やしていきながら、その中で浮かんできた疑問などを「研究」によって明らかにしていきたいなと感じています。

(なので、最近、コーチングに関するnoteが多めです。)

今回のこのJISSの経験の中で、もちろん施設やサポート体制のことなども、日本の最高峰ということで、とても魅力的であったし、

大学院で研究というものに片足を突っ込んでいる身としては、このような環境で働きながら様々な選手をサポートしてみたい。という気持ちも持ちつつ、

食事会などでお話をさせていただいた方々の様々な人にお話を伺う中で、
いろいろな背景などがあり、その分キャリアも多様であるということを知ることができました。

自分の中で、この悩みが完全に解決し、もやもやがなくなったわけではありませんが、

ひとまずは、今思っている最大限のことを最大限やり切ること。

その「実践」を通していく中で、いい道も開けてくるのではないかな
と感じる。+それに対して少し自信を持つことができました。

今はひとまず、
コーチングに対してと現在進めている研究をしっかりと形にすることに注力していきたいと思います。

余談

明日からは、スポーツ心理学会に向けて出発します。

自分自身は共同研究者という立場のみなので、何か特別に準備するものなどがある訳ではありませんが、自身の現在進めている研究の参考にさせていただいた先行研究の先生方にアドバイスをいただくことや、

様々な研究発表などを聞いて自身の研究の幅を広げる、着想を得ることに注力したいと思います!

また、その中で面白いもの。自分自身が整理して学びを深めたいものがあれば、またnoteにもまとめていきたいと思います!

美味しいお米も食べるぞぉ〜


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