見出し画像

2024年10月25日の寺将会日記

将棋界の最高峰の舞台と言えば竜王戦。
10月25日はその竜王戦の対局日でした。
若き7冠王の藤井竜王と天才佐々木八段の頂上決戦。
この戦いをちびっ子たちにも見て欲しくて、Live対局の様子をプロジェクターで流してました。
TOPの画像はその様子ですね。
それにしても今回の竜王戦シリーズはいつにも増して内容が濃くて、めっちゃ楽しみながら観戦してます。
きっと10年後にも語り継がれるようなシリーズになるはず。
こういうのって、後から振り返ってようやくその価値に気づいたりするものなんよね。
多分ちびっ子たちは今はなんとも思ってないはず。
「あ〜藤井竜王が将棋やってるわ〜」
くらいの認識の子が多いと思うんよ。

それで良い。
それで良いんよ。
何気なく触れておくことが大事なんよ。
子供時代のそんな経験の積み重ねで大人ってのはできていくもんなんよ。
美しいものや素晴らしいものに何気なく触れていけるのが文化的な豊さやと思うんよね。
寺将会も文化の彩のひとつになっていきたいと思ってまする。

将棋を通じて文化伝導をしている所

今週のYouTubeLive

寺将会の雰囲気を見たいならこちらのYouTube Liveを。
ノー編集の撮って出しなので空気感をそのままご覧いただけます。

数字をクリックするとその対局から観戦できます。
7:33 松浦vsりん君 6枚落ち
40:50 はやた君vsたいが君
54:44 ゆうせい君vsかい君
1:12:04 うきょう君vsゆう君
1:32:30 ひゅうが君vsはる君

配信用のPC周りはこんな感じ

今週の大盤解説

寺将会では子供達の対局を大盤で解説してます。
その様子は下のリンクから。
冒頭に20秒ほどのダイジェストがあるので、よろしければそちらだけでも。

わたくし、この大盤解説が結構お気に入りなのです。
子供達の成長をしっかりと見ることができるし、その成長を直に褒めることができるし、今後の成長に向けてのアドバイスもできるし、その様を本人たちだけじゃなくて周りの友達にも見てもらうことができるし。

今回取り上げたのは小学2年生の子の対局なんですけど、二人ともすごく将棋が好きみたいで、いつもいつも対局相手を探して何回も何回も将棋指してるんですよね。
好きなものこそ上手なれって言うし、その好きのエネルギーを上手く回転させるお手伝いがしたいな〜って思ってるわけです。
本局は後手の冷静な対応とカウンターからの素早い寄せが印象的でした。
着実に上達してるようで嬉しい限り。

一生懸命解説してます

今週の初心者講座

寺将会には初心者の参加者も多いので、基礎講座はとても大事。
今週は基礎中の基礎の1手詰を解説しましたので下記のリンクからご覧あれ。

1手詰ができるかどうかってとても大切なのよ。
1手詰ができない子同士が対局すると将棋が終わらなくて、延々と続いていくんですわ。
最後の最後の詰みをしっかりとできるってことが将棋のルールの総仕上げと言っても良いくらいだと思ってます。
別に難しい詰み筋をマスターしろって言ってるんじゃないんです。
頭金の詰みができればOK。
竜の利きを活かした詰みができればOK。
桂馬を使った詰みができればOK。
つまり普通の簡単な詰みができればOKなのです。

逆に言うと、普通の簡単な詰みができない子が結構いるってことなんです。
だから初心者講座では結構な頻度で1手詰を取り上げてます。
千里の道も一歩から。
名人への道も1手詰から。

角と馬の違いを理解してないと解けない1手詰

今週の写真館

20時はじゃんけん大会
勝者と賞品
中央突破vs中央突破 
成駒の使い方が上手くなってきました
棒銀プラス矢倉がしっかりできてます
今週の5手詰
もう一息だ!がんばれ!
ハート将棋の親子
ピークタイムはこんな感じ
別視点からはこんな感じ
お座敷も賑わってます
なんか楽しそうだったので
駒崩しを楽しむ
おやつパーティーの現場を捉えました

次回日程のご案内

次回は11月1日の17時〜20時の日程で開催予定です。