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ネックゲイターの夏ランが大分と暑くなってきました
雨が多いこの季節の晴れ間はとてもありがたいものですが、ランニングする場合、特に長距離を走るときは薄日でも暑さがつらい時期になってきました。そして、今年の必需品のように言われているマスク/ネックゲイター。飛沫を飛ばさないことの大切さはよくわかりますが、これがいまの暑さと湿度に加わると、なかなかの難物になります。
マスクやネックゲイターをして走ると、吸入できる酸素が減るので呼吸がしづらくなります。心拍を上げすぎず息切れしないように、いくらかの余裕を持って、つまりスピードを抑えめに走るというのが、私にとっての対策でした(同じようにされているランナーの方も多いと思います)。安定した呼吸で進めるペースならばマスクやネックゲイターのうっとうしさや蒸す感じはどうしてもあるものの、20~30kmぐらいまでならどうにかなるというのが、2週間ほど前までの自分の印象でした。
でもそこからさらに気温が上がり湿度が増し、さらに日差しも強烈になってくると、心拍を抑えたランニングでもマスク/ネックゲイターの熱がつらくなってきました。マスクをして外を歩くだけでも相当の暑さを感じるぐらいですから無理もないことだと思いますが。自分の体験からいうと、顔が火照った感じになるとちょっと危険信号です。真夏のランニングで暑さにやられてしまったときや、鼻呼吸でランニングをしていて酸素が足りなくなってきたり疲れがたまってきたりしたときにも、同じような顔の火照りを感じますが、マスク/ネックゲイターをしていると、普段ならまだ平気だろうという気温・湿度でもこの火照りを感じることに、このところ気づくようになりました。
そんなことを思っていたら、日本臨床スポーツ医学会と日本臨床運動療法学会スポーツを医学面から支える学会が、「新型コロナウイルス感染拡大防止期間中における屋外での運動に際しての注意 」という声明を出していたことに気づきました。下のリンク先が「タイトル未設定」と出てしまうのですが、こんなことが記してあります。
このほかに書いてあったのは、
「新型コロナウイルスはすれ違った程度では感染しないと言われています
が、空いた場所や時間を選び、少人数(できれば一人)で、信号待ち等も
含め2m以上のソーシャルディスタンスを保つようにしてください。」といったことです。
小学生などが体育の授業をする際にマスクをつけるのかどうか、といった話をニュースで見ることもありますが、大人にとっても夏場のマスク/ネックゲイターにはリスクがあるようです。人の多い道を走るとき、細い道で人とすれ違うとき、信号で止まるときなどはマスクやネックゲイターをすべきだと思いますが、そうでないところは外すという選択肢も使いながらランニングをする、そしてなるべく静かで人が少なめの場所や、広々として密になりにくい場所を走るというのが、マナーを守りつつ、暑さと湿度にも対処して自らを熱中症からも守る方策なのかもしれません。
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