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かなしいめをしないで

SOL!という番組

もう何年になるのだろう。
※JFNで夜にやっている青年向けラジオ番組。
(※雑に説明するとFM地名みたいな局のグループ。
SOL!はエフエム東京をキーステーションに全国38局ネット。)

4月からは、教育委員会(グランジとーやま元校長担当)ができる。
あと新しいガールズロックも。
ほかにもいろいろ続いている。さかた校長こもり教頭が今は就任中。
LINEも運用していて、思いが伝わりやすく、つながりやすくなったと思う。
昔聴いていた人も久しぶりにどうだろうか。母校凱旋。

SCHOOL OF LOCK!は「未来の鍵を握る ラジオの中の学校」だ。
だから投稿、登校。リスナー、生徒。パーソナリティ、先生
スタッフ、職員。番組、授業。お便り、宿題
そういった言葉が使われている。

好きな時に登校していいし、生徒同士で話してもいい。
困ったことがあれば先生職員、生徒に言ってみればいい。


実際の学校でもこの間『逆電(電話をSOL!の先生とつなぐこと)された』とかいって大盛り上がりしたなあ。
(いわゆる学校をSOL!では対比して昼の学校と呼んでいる。
もちろん通信でも定時制でもいいんだろう。
というか学校に所属していなくても電波が拾えれば聴けるし)
新曲がオンエアされることも多い。ゲストもよく来る。

昔は夜遅くまで起きていられなかったのと、
今も家族の都合でまとまった時間が確保できず自宅でラジオを聴けないので
時間がある時にタイムフリーで聴くくらいしかできないけれど、
ブログ生徒掲示板はよく見ている。
ラジオを聴くのが一番局や先生にとっても生徒にとっても有意義なんだろうけど、耳が不自由だったり環境的なものだったりで難しくても
HPから概要文字起こしをチェックすることができる。
こちらから▷https://www.tfm.co.jp/lock/index.html
noteも▷https://note.com/school_of_lock


HPからアーティストロックのページも見ることができる。
あと、部活もある。懐かしいと思う人もいるかも。
イベント流行りの用語集なんてものもある。
先生のあだ名内輪受けの頂点。
もはや学校以上に学校だ…
ちなみに、生徒の年齢制限はない。

つくづく「世界」は広い方がいいと思っているから
特に現役学生には強くおすすめしたい。
あ、結構リア充が多い。悩み相談は共感の嵐。
「学校」だからいろんな人がいる。

本編

この間素敵な言葉 メモを見返していたら
(下書きから以下の部分だけ抜いてきてしまったので脈略0だがご勘弁!!
いわゆるまた見返したい/真似したい言葉を記録しているメモ。)
SOL!の先生の言葉がいくつかメモしてあった。
その言葉が今も深く心に響いたので、共有したい。

光を当てると、必ず影ができてしまう。
誰かに当てても、必ず影ができる。
俺は1つでも多く、太陽を増やす。
色んな方向から光を当てて、
1つでも多く影を消してやる
/とーやま校長
いろんな経験をして、そこからいろんなルール決めるけど
足引っ張るようだったら捨てていいから。過去なんて。/やましげ校長
SCHOOL OF LOCK! の校長として、
散々みんなに頑張れと、今の状況を乗り越えていけ! 頑張れと。
それがSCHOOL OF LOCK! の大前提というか。
壁があったら乗り越えていけ!がSCHOOL OF LOCK! の方針。
そんなことを言ってる俺ですら、いろんなことから逃げてきました。
そして僕はマイクの前に座ってヘラヘラ笑っている訳で。
基本俺は頑張れっていうし、
本当に辛い事なら逃げてもいいって言う。
逃げたおかげで笑えるなら、逃げていい。/やましげ校長
傷つかないように、死ぬまで生きるために生まれてきたのかな。
楽しい経験をするために僕らは生まれたんじゃないのか。
秘密にしておきたいことはあるよ。
でも辛い時、悲しい時、寂しい時、涙が止まらない時
そういう時は伝えなきゃいけない。
大声出しても、大暴れしてでも。
それは誰のためでもなく、自分のため。


先生大人という立場。生放送お仕事
ましてや相手のほとんどは思春期真っ只中の学生
そんな環境下で発せられた言葉は大きな責任がある分影響力もあると思う。

きっと全国に
「よし、もう少しだけ頑張ろう」「甘えていいのかな」
とハッとさせられたり励まされた人がいるのだろう。
どの先生方、はたまた違う場面でも心に刺さる言葉がある。

言葉の力

言葉というのはまさに諸刃の剣だと思う。
おんなじ言葉でも声色関係性一つで意味が変わってしまう。
相手やそのときの状況によっても意図した意味が伝わるとは限らない。
大抵は少なからずねじれて伝わってしまうものだ。
短い言葉に弁明のチャンスはない。

わざわざ声をかけたのに、おしゃべりを楽しんでいるのに
相手を傷つけたり悲しませることはしたくない。
それどころか、逆恨みされる可能性も大いにある。
だって「進むべき道」「今の気持ち」「正解」なんて誰にもわからないから。


そんな中でも言葉をかけてくれる、
体力を使って言葉を届けようとする人が私は好きだ。

見えないもの、聞こえないもの。そういったものは残念だけど気付きづらい。
だから気持ちはせっかくならわかる形にしたい。
違う形に相手からは見えるかもしれない。
思い通りの形にはならないかもしれない。

それでも自分にできる限りのことをするべきだと思う。

伝えたらつぎは相手のターンだ。
どう感じ、どう変わっていくのか。捨ててしまうのか、後で振り返るのか。

届けないと何も始まらないから。

ネットでこんな言葉を見つけた。
「人と喋るのが苦手な人ほど言葉を選ぶ優しさがあると思うの」

そのとき伝わったかなんて確認できないし、ちょっと疲れるかもしれないけど
こっちのターン、球を投げてみよう。上手じゃなくてもきっといいんだろう。

もちろん何も返ってこないかもしれないけれど
空振りでも大きくバッドを振ってくれているかもしれない。
数年間家に置いてあるボールを眺めながら
ずっと返すタイミングうかがってるかもだし
忘れた頃に手渡しでそのときのボール、見せてくれるかもしれない。

思ってもない方向に飛んだ球もきっとだれかが拾ってくれる。
「その豪快さがたまらん」とか言って誰か見ててくれるかもしれない。
自分のフォームをヒントに他の人が練習してたら、泣ける。

集中しすぎて自分へのパスを見逃さないように、
相手のサインを見逃さないようにしないとだけど。


なんか「かっこいいなあ」って思った。
そういう人と関われるのはとってもいい。
そんな人になれたら、もっといい。


最後までお読みいただきありがとうございました
それではまた次回〜

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Fog
もっといろんな環境を知りたい。

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