細部にまでこだわり 小さく回す♻️改善プロセス
ゆこゆこネットでは、宿泊施設の特徴やお食事内容、季節限定のテーマ等の旅行特集を200件近くのバリエーションでご用意しています。
中でも、年間を通して人気なのが年7回開催されている お得に泊まれるプランだけを集めた「宝箱セール特集」ですが…実はこのバナー、毎回作り替えています。
"そんなことせずテンプレート化して使いまわせばいいのでは?"という意見も過去に出ましたが、ABテストで検証した結果、全体を作り替えたバナーの方がクリック率や予約率が高くなるという結果になり 今も季節に合わせて装いを変えて改善を加えながら運用しています。
今回はWebマーケG内で細部にまでこだわりながら日々地道に小さく回しているPDCAについて、特集バナーを例として取り上げてご紹介します。
コンセプトの見直し → 改名
以前の記事でも紹介しましたが、宝箱セールは 昨年まで長年の間「感謝祭セール」としてプロモーションしていました。
旅行スタイルが変化していく中、”宿と営業で作ったお得なプラン(お宝)”を発見する喜びをもっと知ってもらいたいという想いでコンセプトを練り直し、宿探しがワクワク楽しくなるように「ゆこゆこ宝箱セール」へと看板を変更し、クリック率の向上や直帰率の改善などの成果につながりました。
バナーの何を改善するのか?
宝箱セールのバナーはトップページをはじめとした各所に露出されるため、ある程度の流入は見込めますが、特集の掲載には毎回700〜800近くの宿泊施設よりエントリーをいただいており その"お得さ"もさまざまです。
期間限定値下げや特典付きなど、多様なお得さの宿泊プランが並んでいる特集の魅力を具体的に一言では表現し尽せません…。
バナーの表現としては”お祭り感”を演出することが最大の目的であると捉え、特集に掲載しているプランのお得さを理解してもらうためにも、まずはとにかくクリックされるバナーでなければいけないということが常に課題としてありました。
"お祭り感"とは一体何なのか?
まずは伝えたいイメージを要素に落としこめているのか、改めて検証することにしました。
お得感がある = セールっぽさ (色・テキスト)
新しい / 旬な情報である= 季節感 (色・あしらい)
限定感 / 特別感 / 賑わいがある = 派手さ (装飾)
この中で お客様目線でのメリットに直結するのは ”お得感がある"イメージであり、同じようにお得さをアピールしたテーマの他の特集バナーと並んだ状態でも”最もセールっぽい”印象を与える必要があると考え、以下を徹底するようにしました。
小さいサイズで表示された時にも伝わるよう「SALE(セール)」の文字ははっきりと読めるように必ず入れる
「SALE(セール)」の文字には誰が見てもセールっぽさを感じられる色味(赤・黄色など進出色)を使う、難しい場合はコントラスト比を高く保つ(4.5:1目安)
成果が出ても改善は続く…!
改善前はトップページ最上部のローテーションバナーに掲載しているセールバナーは1枚目に表示されている場合でも CTR 1%を超えることは少なかったのですが、この "セールっぽさ”を徹底していったところ、イメージが定着したことや 先述の名称変更の成果もあったのか、今では2枚目に表示されている場合でも1%を下回ることはなく、改善前の倍以上もクリックされるようになりました。
正直、言われないとわからない 間違いさがしレベルの変更だと思いますが…ゆこゆこWebマーケGでは こうしたルーティン的な業務においても 改善できることはないのか考え、検証を積み重ねて日々業務を遂行しております!
新年1発目の記事にしては、少し地味ともいえる内容だったかもしれませんが…今年も色々な取り組みについて発信してまいりますので どうぞお楽しみに!
本年もゆこゆこWebマーケティンググループをどうぞよろしくお願いします🌅