推し活が医療費削減に大いに貢献している件
あなたにも推しがいるだろうか。
今でこそ推しというワードが幅をきかせているが、ひと昔前はオタク(ヲタ、ヲタク)と表現されていた。
これは若干、ダサさを感じる言葉であったためか、推し活ほどのブームは起こらずに終わったように思う。
さらに現状、推しの対象はアイドルや俳優、声優にとどまらず、アニメやゲームなどの二次元のキャラクター、さらには鉄道や建築物、仏像にまで範囲が及ぶようになったために該当する人口も爆増し、一大文化として定着した感がある。
よってオタク時代にはうっすらあった恥的な概念も、きれいに払拭されたことがとても喜ばしい。
その推し活とは、実に様々な恩恵をもたらすものだ。
特に大人の女性にこそ、この恩恵のありがたみは大きいと思われる。
人生の秋から冬にさしかかるこの季節は、家族問題や介護などの厄介な問題も多く、実に心身に負荷がかかりやすくなる。
また、若い頃にはなかった人間関係の煩わしさも生じて来るときだ。
ひと昔前とは違った、簡単には解消できないストレスに苛まれる悲惨な時代なのだ。
そしてこの何ともしつこいストレスが心もからだもじわじわと蝕んでいき、あっという間に体調も心調もおかしくなってしまう。
しかしながら、ここに推しという希望の星的な、思い浮かべるだけで奮い立てるような存在が登場すると、そうしたストレスを跳ね返すエネルギーが生まれるからおったまげる。
そんなくだらないことなど、知ったこっちゃないという、得体の知れない強気が湧き上がって来るのだ。
何て痛快なことだろう。
それは突然にやって来たパッションに、弱っていたメンタルを鼓舞されたからだろうし、また推しの若さが何かを思い出させてくれた部分もあるような気がする。
そして推し活がはじまれば、灰色だった日々は一挙にカラフルになる。推しがTVやラジオに出る日、YouTubeが更新される日、などなど、そんな予定は毎日を彩るには十分過ぎるから、当然心にもハリが出て来る。
するとどうなるか。
ズバリ、健康状態がものすごくよくなるのだ。病は気からと言うけれど、推しによって毎日に妙なる楽しみが出来ると、体力も気力も格段に上がるから、不調を感じることも激減する。
ということはだ。
取りも直さず推し活とは、医療費の削減に大いに貢献していると言えるはずだ。
つまり単なる道楽とは言えない根拠が存在しているのだから。
ちなみに私事になるが、本日1月23日は、私が推しを見つけた記念日だ。今日を持って推しを推してまる3年になる。
推しのいる生活がはじまって以来、心身の病も嘘のように回復したどころか、そのポテンシャルは劇的に上がってしまった。
やはり生活圏では出会えない高揚感は、この上ないカンフル剤になることを実感している。
そんな推しに日々感謝しながら、これからも推しの世界で心を解き放していきたいと願っております🤗