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社交ダンサーの美姿勢の秘密~たった3つの基本動作でしなやかに!
どんなにスタイルが良くなっても、どんなにオシャレしてキメていても、
なんだかぎこちない・・・
そんな風に感じたことってありませんか?
いえ、もしかしたら・・・
残念なことに、ご自分では気づいてないだけかもしれません。
鏡の中で静止している姿は自分で確認できますが、動いている時の姿は自分では確認しずらいものですから。
自分は見えないけれど、周りの人に見られている姿。
なんだかちょっとコワイですね。
立つ、座る、歩く、振りむく、向きを変える、手を差し伸べる・・・などの何気ない日常動作。
思い返してみるといかがですか?
日常動作がスムーズでしなやかであれば、そのスタイルやそのオシャレは更に活きるでしょう。
それだけでなく、周りの人に野暮ったくないスッキリとした印象を与え、ご自分も快適でイキイキと健康的に過ごせるのではないでしょうか。
ということで。
これまで、社交ダンサーである私が思う美姿勢をお話してきました。
まだの方は是非コチラを読んでみて下さいね。
360度見られてる意識を持ち、立体的な身体の使い方を心掛けること。
https://note.com/yukodancehappy/n/nd51317ba8062
美姿勢とは、しなやかでバランスの良い身体。機能的で連動している身体は美しい。
https://note.com/yukodancehappy/n/n1382b6177217
しなやかで機能的な身体はバランスよく連動している身体。
何に何が連動しているのかというと・・・
「胴体に手・脚が連動している」のです。
では、どうやったらその身体になれるのでしょう?
ダンサーみたいに特別なトレーニングが必要なの?
年齢を重ねたらなれないの?
いいえ。
そんなことはありません。
私がその身体の使い方の大切さを知っているのは、
年齢を重ねても競技選手としてダンサーとして、
人前で美しく、無理なくケガなく最大のエネルギーを発揮したパフォーマンスをしたいからです。
そして、基本動作はシンプルです。
もちろん良いパフォーマンスするためには、その精度や繊細さや組み合わせのバリエーションを磨いてこそなのですが、
入口としての使い方はシンプルです。
今回お伝えしたいのは3つの背骨の立体的な動き。
たった3つです(笑)
しかも、椅子に座っての簡単なエクササイズです。
このエクササイズでは背骨・骨盤・肋骨が連動して動くのですが、骨盤を椅子にのせることで、かえって背骨の動きにダイレクトに集中できますし、普段動かしにくい肋骨まわりをきちんとほぐしていけます。
また、デスクワークの合間に手軽に気持ちよく身体をほぐすことができるので、椅子に座って行うのはオススメです。
私が普段のダンスエクササイズのレッスンの中で準備運動として使っている時は立ったまま行ってもらっています。
その、肋骨まわりをほぐしたことによる参加者の方の変化がすごいんです。是非その声をお聞きくださいね。
・首回り肩回りがほぐれてラクになった
・頭痛がひどかったのに気が付いたら薬を飲まずにすんでいた。
・身体の捻じれが鈍いのは腰が悪いせいかと思っていたけど肋骨まわりをほぐしたら改善した。
・ウエストがくびれた
・便秘が改善した
頭や腰の問題かと思ったら、肋骨まわりを動かしたら改善された!というのは面白いと思いませんか?身体は連動しているんですね。
ということで、これよりそのエクササイズをお伝えしますね。
【背骨の3つの基本動作】
①伸ばす・縮める(側屈)
②捻る(回旋)
③丸まる・反る(屈曲・伸展)
( )のコトバは覚えなくてもOKです(笑)
まずは、各々の動作をスムーズにすることからはじめましょう。
なぜならば、身体の動きはこの3つの動きのバリエーションだからです。
まずは動画をご覧ください。
図で解説していきます。
呼吸を止めずに一つ一つ丁寧にやっていきましょう。
伸びる・縮む
一方の骨盤と肋骨の間を広げると片方の骨盤と肋骨の間が近くなる。
一方の脇腹が伸びると同時に片方の脇腹が縮む。
伸びている側のお尻に体重をかける。
左右両方行う。
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/29271984/picture_pc_4facd5797809a3bc4e07d89a7768677b.jpg?width=1200)
捻る
両ひざを正面に向けたまま上半身を捻る。
手や肩だけを回さず、股関節から上に螺旋を描くように少しずつ背骨を回していく。
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/29273907/picture_pc_4af4d6dc805ffc6981f209a479970511.jpg?width=1200)
丸まる・反る
骨盤から背骨に連動していく。
丸まるときは、骨盤を後ろに少し倒す。
反るときは、骨盤を前に少し倒す。
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/29273781/picture_pc_8d98c81789c006fd0be0d80404ecc721.jpg?width=1200)
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/29272027/picture_pc_15a8a4a7dbe85040e6d7ba1b4c5bbb55.jpg?width=1200)
このようなシンプルな動きのバリエーションが、しなやかでバランスのとれた美姿勢をつくっています。
背骨・骨盤・肋骨が連動して、前後・左右・上下の3Dに立体的に動かし柔軟に変化し機能していくことで美しい身のこなしにつながるのです。
私は今回ヒョウ柄のトップスを着ていましたが、まさにそのヒョウ柄が動くように胴体を使っているところにも、是非ご注目下さい!
少々脱線しますが・・・
私達ダンサーの動きを手足の美しさだけではなく、胴体の動きに注目して見てみるのも面白いかもしれません。
私の練習動画ですが、そうした視点でみて下さい。ドレスアップしているときよりも身体の動きがわかりやすいかも?
ペアで踊るラテンダンスの世界を少し覗いてみて下さると嬉しいです。
https://youtu.be/wiAnLIML8dw
お楽しみいただけたでしょうか?
まずは、この3つの背骨の基本動作のエクササイズを日々のスキマ時間に是非お試し下さい。丁寧にゆっくりほぐしてあげて下さいね。
しなやかで機能的な美しい姿勢で快適な日常生活を過ごす。その助けになっていたら嬉しいです。
【お知らせ】
現在、このラテンのメソッドから抽出したオンラインレッスンを展開しております。動きの中で美しい姿勢を作っていき、身体とココロを元気にするエクササイズです。
興味のある方はコチラをご覧ください。https://ameblo.jp/yukodanceyuko/entry-12600802436.html