待つことが、減ったのかも。
いろいろなスピードが早すぎるのかもしれない。
2年くらい前に、久しぶりに人にお手紙を書いた。その時は、送りますねって伝えてたので、きちんと届くかな?って不安はなかったけれど、1年くらい前に、送ることは伝えずに、お手紙を書いて送ったことがある。
その時は、いつ届くのかなぁ、ちゃんと届いたのかなぁって、読んでもらえたかな、受け取ってもらえたかなって、ちょっとドキドキと不安が混ざってる感情を抱いた。
*
待つ
その時間が愛おしいと感じる時と、待たされてるなぁってイライラしてしまう時もある。
ECサイトで買い物をする機会が増えてきて、Amazonで翌日に荷物が届くことにはもう慣れてしまい感動しなくなったけれど、D2Cブランドから翌日に届いた時には、はやっ!って驚いた。
早く手元に届くと良いなって思ってたけれど、インターネットで見てた商品が翌日には家に届くなんて...と改めて驚いた。
慣れってこわい。
約束されてることや、期待されてることに応えることは感動しづらいのに、期待以上のことや、予想をしてないサプライズには、やっぱり驚くし、感動する。
*
即レス
すぐに返信があることでの安心感もある。
けれど、インターネットがなくて、お手紙のやりとりだった時代って、その手紙が届くまでを待つ時間もきっと愛おしかったのだろうなぁと思う。
小中学生の時、たのしいバライティ番組やドラマの話は、翌日に友達と学校で話すのがたのしかった。
今では、リアルタイムでTwitter上で感想を言い合える。いろんな人の意見が見える。LINEで、DMで、メッセンジャーで、すぐに連絡することだってできる。
*
明日あんな話しようとか、今度会ったら、この話してみようかなとか...そんな頭はどこにいっちゃったんだろう。
何かあったら、すぐ連絡できる。
それはとても便利なこと。ありがたいことでもある。けれど、たまにはインターネットにつながらない時間ってことも本当に必要なんだろうなぁ。
いろんなことを待ってみる。
それはひとつのことに執着しすぎないってことなのかもしれない。
最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。みなさんからの感想やコメントを頂けると、とてもとても嬉しいです。 Twitterでシェアしていただいいた場合は、なるべくコメントなども見たいと想っています。サポートやコメントやシェアなどが、自分の創作活動の励みになっています。