お客様との信頼関係を深める、最強の武器
こんにちは。
セールスコンサルタントの大野ゆうこです。
皆さんは、もっとコミュニケーション力を高め、
お客様と信頼関係を深めたいと思いませんか?
もちろん、セールスに無縁の方でも、 友人知人関係や、ご家族などとの信頼関係も含めて (^^)
信頼関係が深まると、
一生懸命売り込む必要なく、
皆さんのサービスや商品を、喜んで購入していただけます。
今日はそのための、最強の武器をご紹介しますね!
武器と言っても、
単に目先にある表面的な目標や、 目的を達成するためのノウハウとしては
使わないでくださいね。
あくまでも、心から相手の人と仲良くなりたい、信頼を深めたい
という願いのもとに使っていただければと思います。
その武器は、「ミラーリング」と言います。
この「ミラーリング」って聞いたことありますか?
心理学においてミラーリングとは、
「相手の人の視覚的・音声的な行動や、
相手がよく使う言葉のパターンなどを
注意深く観察し、自分もそれに合わせていく」
ことを言います。
視覚的な行動の例としては、
身振り手振り、しぐさ、表情、視線などです。
音声的な行動の例としては、
声のトーン、大きさ、話すスピード、リズム
などが代表的な例として挙げられると思います。
人って、それぞれ喋るスピードが違ったり、
体の動きは当然違いますよね。その時の
心理状態や体調によっても変わりますし。
でも、仲の良い友人同士や、夫婦って、
似ているってこと多くありませんか?
これは、自然に一緒に過ごす時間が長いので、
無意識のうちにミラーリングしあって、
視覚的にお互い似てくる、ということが起こるんです。
つまり、相手との間に親近感が湧き、
お互いに信頼関係を築くことができる状態が
生み出されるということなんです。
こういう状態は、ミラーリングという武器を
使っている感覚がなく、
自然と相手との間に、心理的な結びつきができて
信頼関係を築くことができるのです。
●使い方
このミラーリングを対人のお仕事をされている方が
取り入れやすい使い方としては、
「同調傾向」と言われるものがあります。
これは、「相手と同じ状態を自分も体験することによって、
相手のことを理解しようとしている」ということです。
例えば、相手が笑ったら自分も笑い返したり。
または、相手が頷きながら話していると自分もうなずいたり。
相手の話すスピードがものすごく早いと、自分も早く話すとか。
相手が何か飲み物を飲んだら、自分ものむ。とか。
意識していなくても、無意識のうちにやっている人もいると思います。
これをちょっとだけ意識してミラーリングのアクションを起こすことで、
相手の人に、同調していることや共感しているという
メッセージを伝えることができ、
たったそれだけで信頼関係が深まるのです。
これは初めましての人との距離をぐっと縮めることができるので、
体験セッションなどで初めてあった人への成約率もあがりますし、
営業成績の良いビジネスマンほどこれが得意とも言われています。
●注意点が2つあって
①わざとらしく、不自然なほどやりすぎないこと。
②相手の人のネガテイブなアクションはミラーリングしない。
ということです。これは、不快感を与えたり、
逆効果に働きます。
是非、お客様との信頼関係を深める為に、 最強の武器「ミラーリング」を実践してみて下さいね!