寒くなってきた
日に日に気温が下がります。
もう今日明日にでも雪が降りそうな気配。
東北の冬は本当に寒いです。
冬本番の朝の画室は吐く息も白く、顔を洗ったあとの前髪も凍りそうな寒さ。
今のところ私の画室には暖房機器らしきものは何も置いてません。
もうあきらめてストーブでも入れようかと思いもしますが、日の出前の部屋を温めるのは大変で、大抵毎朝画室に入るわけだから、私が絵のためだけにワンシーズンに使う暖房費も見逃せない額に…。
いっそ制作時間を夜に切り替えようか考える。
寒いとはいえ、まだ余熱で暖かそうですよね。
けれど、深夜の青白い蛍光灯の下では、絵の具も何もかも気持ちの良い色に見えなくて、昼の光より癖のある光とはいえ、自然光が差し込む明け方の方が、まだ色々が美しく見えて、気持ちも明るい。
…でも寒い。
どうしたものか。
けれど岩手の創作家さん方と話をしてると、
アトリエは外の小屋だよ、ドア氷って開かないよ!とか、冬も現場で描いてるよ!
とか、普通に聞くことがあって、
私も寒いとか何とかごちゃごちゃ言ってる場合ではないなと反省して、
そもそもこのご時世に今年の冬もこうやって絵がかけることに感謝して、ありがたく描かせてもらおうと思います。
冬の絵も描きたい。