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クリスマス絵本を読み返していたら、お気に入りを紹介したくなった

①さむがりやのサンタ
レイモンド・ブリッグズ さく·え  福音館書店

②カエルのおでかけ
高畠那生(たかばたけ なお)    フレーベル館

③soleil d’hiver(冬の太陽)
Jorge Lujan作      出版社:Didier Jeunesse

【番外編】急行「北極号」
C·V·オールズバーグ 絵·文  村上春樹 訳
                あすなろ書房

絵本が好きです。

子供の頃、親戚から貰った絵本です。

①さむがりやのサンタ

寒い冬が嫌いなサンタが、愚痴をブツブツと言いながらも、年に一度、来てしまったこの日の自分の仕事をこなしていく話。
サンタを好きでやっているわけではない、仕事だから仕方ないんだと、終始不機嫌で人間味のあるおじいちゃんの話と言った方がいいのかもしれません。

子供の頃の物はいつの間にか、多分親が処分してしまったので、自分で買ったものです。息子が好きで今もたまに読んでいます。



図書館で見つけて子どもに読んでいた本。
特に絵が好きで、自分で買いました。

②カエルのおでかけ
このカエルが、なんともいいんですよ
めちゃくちゃ美味しそうなカツバーガー
これを見るとモスのカツバーガーを買いたくなる

カエルにとっては、どしゃ降りが「いい天気♪」なのです。ルンルン気分でおでかけをし、川辺の公園で水に浸かり寝てしまって、起きた頃には雨が上がっている。
天気予報を見ては雨を待ちわびているカエルが可愛らしい話。



フランスの絵本です。
15年くらい前に、表紙の絵に一目惚れしてしまい、買うなら今しかないと思って手に入れました。

③冬の太陽
指でなぞった部分だけ、カラーで表現されている。
『お母さん、わたしのこと見える?
よく見えるように、お月さまを大きくしたのよ。』

結露して曇った窓ガラスに指で三日月を描いて、そこから外を眺めている少女。
フランス語表記です。
最初、私には文の内容は理解できませんでしたが、絵を見ただけで母を待つ子供の切ない気持ちが伝わりました。
母が帰ってきて抱きしめられた時、冬の太陽のように温かい気持ちでいっぱいになる少女の話です。

昔、私が抱いたことのある気持ちと願望を思い出し、この本は買わないと絶対後悔する時が来ると思いました。
ちゃんと別冊で日本語訳もついていました。



【番外編】
去年購入。神聖な雰囲気の表紙絵と、訳のネームにつられました。

急行「北極号」
小さい子には、ちょっと小難しい表現

サンタクロースの存在を疑い出す子もいる中、信じている子の下にクリスマスイブの日、蒸気機関車がやってくる。急行『北極号』。
信じる子どもたちが乗っている。それに乗り込み森や山を抜け、北極点にある大きな街に向かう冒険ファンタジー。

我が家の小4男子は、今のところは、半信半疑ながらも信じる気持ちを失っていない様子です。
久しぶりに図書館で絵本見よう。おふろやさんシリーズ読みたいな。と思いました。


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