サービスは立ち上がったが、サービス運営に失敗した話
初めまして!Webエンジニアのゆっきー(@yukkiee_yy)です。
2ヶ月前に会社を退職し、個人事業主として様々な企業様からお仕事いただいています🙇♂️
この度、2019年に立ち上げたサービスAdvent Calendarにお誘いいただきましたので、noteで投稿させていただきます。
サービスの立ち上げに興味がある方や、エンジニアの方に一読いただけたら嬉しいです⭐
■ 自己紹介
新卒で営業を2年経験後に、面白いサービスを作るためにエンジニアに転職。人と接することが好きなので、営業は天職でした。また、物づくりが趣味ですので、エンジニアリングも天職です。
好きな書籍はネットイヤーグループ石黒不二代さんの「言われた仕事はやるな!」(中身はタイトルほど過激ではなく、スタンフォード大学とかシリコンバレーの話)
■ メインコンテンツが存在しないサービスの誕生
いきなりですが、みなさんはなぜ本を読みますか?
人に紹介された・新しい情報を得るため、など目的は人それぞれですが、読了時は、新たに得た情報でこれからの未来を想像し、興奮されているかと思います。(映画のエンドロールを見てる時のような感覚)
ただ、本から得られた情報で、実際に行動できている方は少数です。ほとんどの方が本を読んでも行動できず、読書が単なる情報のインプットだけで終わってしまう...そのような経験を1度はされたことはないでしょうか。そんな課題を解決したいと考え、サービスを作ることを決意いたしました。
サービスのコンセプトはマッチング。
本から人・人から本でユーザ同志をマッチングさせ、新鮮な情報をシェアできる環境を作り出し、互いに読了後の行動をエンハンスしてもらう。
twitterなどで流行っている、#ペア読書 を参考に、読書に「人と会う」という外部的要因を絡ませ、他者を巻き込むことで行動力を高め合い、情報をシェアしユーザ同志の人生を、1ミリでも良くしたい!
人と人をつなげ、人生前のめりな人を増やす!というサービステーマ⭐
人は皆、その人なりに頑張っていると思います。ただし、「その人自身なりに頑張る」ということは、努力や行動の振り幅もその人自身で完結してしまうため、あまり生産性が高くはないのでは?という仮説もありました。
そう考えた私は、そこから猛烈に開発をはじめました。
そして、メインコンテンツが存在しないサービスを立ち上げてしまいました。
■ サービスのコンセプトはマッチング
先程述べたように、サービスのコンセプトはマッチング。
マッチングさせないといけないのは、人と人。サービスが成り立つ条件は人が大勢いること。
私が開発してしまったサービス。
そこには人はいませんでした。
■ サービス立ち上げの反省点
大きな反省点は、エンジニアである私1人でサービス創りを完結させてしまったことです。どうしても、エンジニアである私が開発してしまうと、開発ばかりに意識をとられがち。どのように人を集めるか全く考えきれてませんでした。
そのくせ、「技術に対する欲」は大いにありました。
正社員を続けながら3ヶ月という期間でリリースまではいけたのですが、その間に、実装したコードが気になってしまい、作った物を全部壊して0から再開発。。設計も見直し。。色々と技術的に楽しくなってきたところで、触ったことのない技術にもトライした結果、技術書を読了する日々へ。。
結果、疲労困憊。。リリースも遅れる。
また、エンジニアリング以外のこと全てがお粗末でした。
LPやOGPや、サービスのイメージ画像もお粗末。どのようにサービスを広め、どのようにユーザを集めるのかなど、サービスにとって一番大切なことは何も考えきれてなかっです。
ペルソナや、リーンキャンパスも作成しましたが、1人の世界に閉じこもっていたため、分析というよりかは妄想に近かったと今では思います。
反省点をあげるとキリがありません。ただ、その反面得られたことは多いにありました。
■ サービス立ち上げから得られたこと
一番は、Advent Calendarにお誘いいただき、実際にサービスや事業を営んでいる方々と繋がれたことです。
改めて、発案者・運営である小松さん、松木さんには感謝です><⭐
ありがとうございます!!
また、2019年に立ち上げたサービス Advent Calendar 2019 に参加している皆様にも感謝です!⭐ 日々記事を拝読していて、人生前のめりってこのような方々なのだな〜っと感じております。
サービスで実現したかった体験を、私自身が体験できております🤗
ありがとうございます!!
エンジニアとして良かった点は、全く経験のない技術でサービスを開発したため、自信も持って無事に独立でき、サービス立ち上げたことがきっかけでお仕事をいただけたことです⭐
様々な失敗を経験できたおかげで、サービスを立ち上げる際は、「誰のためのサービスなのか?」をよく自問自答するようになりました。
結局、新しい技術や手法で開発したい!という考えは、開発側の想いであって、結果がユーザのためにならないのであれば、サービスのためにはならないと痛感できたことも大きな収穫でした。
■ 最後に
拙い文章を最後まで拝読いただき、本当にありがとうございます!!
2019年は失敗ばかりの年でしたが、今後も前向きに色々挑戦していきたいと思います!💪
来年度はYouTubeやTikTok界隈でも、皆様の人生を1ミリでも良くするような活動をしていきます!
改めまして、2020年もよろしくお願いいたします😍
最後になりますが、下記が私が立ち上げたサービスになります。
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