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正解がない?=正解が複数ある問い【相手の視点になってみよう】

受験の季節が近づいてきました。先日の塾の英語授業では、昨年度【2021年の滋賀県公立高校の入試問題】に、中1〜中3の塾生みんなでチャレンジしました。(わたしが英語講師をさせて頂いている学習塾では全学年合同で授業をしています)

この問題は大カッコ【4】で、去年であれば大カッコは1〜4だったので、ラストの大きな問題です。

みんなでまずは辞書やスマホを使用せず、友達とも相談せず、ノートに手書きで書いてもらい、その後にLINEノートのコメント欄に記入して発表してもらいました。

配点は10点の問題で、正解がない?というか、正解が複数ある問題。0〜10点が存在する。

「じゃあ自分の解答は何点だろう?」「この友達の解答は?」「減点されるポイントって何だろう?」

LINEノートのコメント欄(みんなの解答)を見ながら【採点者視点になる】をみんなでやってみました♩

みんなで話し合った結果
・きちんと聞きたい問いに答えているか?
・語数を守っているか?
・スペルや文法が正確か?

などに加えて
・学校で習った英語の表現を活かしているか?
・内容がおもしろいか?
という視点も出てきました。

学校の勉強や受験のテストには必ず正解があるし、正解がひとつのものが基本的には多い。ただし、社会に出ると正解がないものが多い。社会に出なくても世の中には正解がないものの方が多い。

そういう意味で、このような正解が決まっていないタイプの受験の問題が増えることは子ども達にとってとてもいい学びだと思います。

そして、子ども達にとってだけではなく、そういったことを考えていたわたしにとっても深い学びになりました。自分の意見や考えを押し付けるのではなく、相手視点に立つ。特に自分とは相反する意見に出会った時に。なぜ相手がそう思うのか?自分はなぜそれを許せないのか?立ち止まって深く深層に潜ることが大切なんだろうなぁって改めて思いました♩

読んで頂き、ありがとうございます◡̈⃝︎⋆︎*

#英語講師ゆきポン

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