時には自分の好きを探して〜適応障害を越えていこう〜
以前私の通っていたメンタルクリニックのDr.から、適応障害と診断された時、まず言われたのは、
自分の好きなことをして
ということでした。
それもあり、私はしばらく行っていなかったのですが、ライブに行ってみようかと思い立ちました。
そして「50周年、郷ひろみ コンサート」のチケットをとりました。
そう、私は中学生の時、デビューしたばかりの郷ひろみさんのファンで、自分の部屋の天井や四方の壁にポスターを貼っていました。
でも、ファンクラブには入りそびれ、コンサートも2回目。隠れひろみファンといった感じです。
会場は中野サンプラザホールでした。
座席は、ちょっと遠いけど二階席、少し前、センターで、見えるはずです。
座ってしばらくしたら、
ドラムの音から大音響が始まりました。
そして巨大スクリーンに映された、
無数の星が勢いよく飛んできました。
プロジェクション.マッピングで舞台は華々しいオープニングです。
この映像による演出は、
コンサートの最中も、
ごうごうと流れる滝にになったり、
噴火する火山になったりして、
会場の雰囲気を盛り上げていました。
するとホールの天井を大きなガラスボールが飛び交ったかと思うと
ひろみさん、登場!
曲は、
2億4000万の瞳
ゴールドフィンガー
モンローウォーク
など、アップテンポの曲が流れると、
会場はあっというまに、拍手と電光うちわの嵐です。
一階席は早くも総立ち!でした。
わかるなあー。目の前にひろみさんが登場したら、座っていられない気持ち。
二階席の私の周りをちらっと見ると、意外にも、結構若者やメンズも、いらしていて。
そして気がつけば、私だけではなく、ニ階席もみんな手拍子、握りしめた拳や電光うちわなど思い思いに曲に合わせてリズムを取っていました。
そして、ひろみさん。
中盤からは、バラードをしっとりと歌い上げてくれました。
昔、私が好きだった、
「よろしく哀愁 」
も入っていました。
この歌の歌詞の好きなところ
いくつかのお話の中で心に残ったのは
「僕も画家のように、青の時代、白黒の時代、そして今といろんな時代がありました。もう、ダメだと思ったことも何度かありましたが、皆さんに支えていただいて、今があります。」
と、いう言葉でした。ひろみさんも色々あったんですね。
そして
楽しい時間はあっという間に過ぎ去ってしまい、ついにエンディングを迎えていました。
拍手に包まれた後のアンコール曲は
「男の子、女の子」
Go! Go! Go!
会場がまた拍手と電光うちわの光の渦に包まれ、イントロがなった瞬間に、昭和にタイムスリップした私でした。
色々なことがあるけれど、
今、
この瞬間を
ステージで歌っているひろみさんや
それを支えるスタッフさんたち、
そして応援している私達が
共に一心に楽しんでいる
そのライブ感がたまらなく、心をふるわせた夜でした。
◎ついつい長くなってしまいました。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。