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「叱られ下手」は、「叱り下手」になる

おはようございます!ビジネス作家の臼井由妃です。
「臼井さんは、誰とでもコミュニュエーションがうまく取れるのですね」「どうすれば、人づきあいが上手になるのでしょうか?」などと、質問を受けることがありますが、私にも苦手な人がいます。避けたい、「シチュエーション」も、あります。

でも仕事では、「あの人は嫌い」
「こういう場は、遠慮します」というようなことは、許されません。

ですから、「私は人づきあいが好き」「誰に対しても同じ態度で接することができる」と、自分に言い聞かせています。

特に叱ることは私は苦手で、できれば避けたいのですが、逃げていては相手の成長や仕事の成果を妨げることになりかねません。
相手の心を動かす、納得してもらえる「叱り方」は、ないものだろうか?
経営者になった33歳の時から、今日までそれが、私の課題です。

なぜ、叱ることが苦手なのでしょうか?
多くの場合、叱られた経験が少ない方に多いと思います。
叱られた経験が少ないのですから社会に出て、ちょっと厳しい言葉を受けると落ち込みめげる。自分はダメな人間だと思い込む「叱られ下手」の典型になってしまいました。

一人っ子に限らず、子供に嫌われたくないから親は叱らない。
両親共働きで、子育ては祖母や祖父任せ。彼らにとって、孫は子供以上に可愛いから叱らない。そういう背景も、あるでしょう。

叱られた経験がなかったとしても、社会の道理や物事の善悪が分かる、叱り方がうまい方もいますが、「成長させるのは、ほめるに限る!」と決め付けていると、部下や仕事仲間であっても、バランスを欠いた人を作りあげてしまう可能性があります。

叱ることを避ける人には、「叱る」と「怒る」を混同している方が、見受けられます。私流の解釈ですが「叱る」のは、相手のことを大事に思うから行うことであり、「怒る」のは、腹を立てた自分の怒りを相手に向けること。
極端な話、「怒る」ことは、ストレスを発散させたいとか、困らせたいというような自分の目的が果たせれば、相手がそれで傷つこうが、関係ないというわけです。

一方「叱る」ことは、誰かに悪影響を及ぼしたり、迷惑をこうむった人がいるような場合に、相手のあやまちをただし、改善しようとする注意やアドバイスを示します。そうはいっても、時には、声を荒げたり語気を強める場合もあり「怒る」と違いがないようにも思えますが、「叱る」には、相手への思いやりや愛情が必ず、あるものです。

~叱るには、相手への思いやりや愛情がある~
最後までお読みいただきありがとうございました。臼井由妃

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