見出し画像

「残念なひと言」で「残念な人」になっていませんか?

おはようございます!ビジネス作家の臼井由妃です。
「残念なひと言」というと、あなたにはどんな言葉が浮かびますか?
どのような場面を、イメージするでしょうか?

場の空気を読まない発言であったり、間違った解釈で、にわか仕込みの知識を披露したり。触れてはいけないことを質問したり、励ますつもりで「上から目線」で会話をしたり。そうした発言が度重なると、「残念なひと言」に収まらず、「残念な人」になってしまいかねません。

口から出た言葉は戻せません。取り繕うとするほど焦りから失言が生まれ、ますます「残念な人」になってしまいます。
自分は心配ないと思うあなたも何気なく呟いている「残念なひと言」のせいで、出会いやチャンスを逃がしているかもしれません。

「残念なひと言」のほとんどは、悪気がなく自覚もがないだけに、厄介です。なぜその「ひと言」が、相手をイラつかせるか? 不信感をあおるのか?理由が分かれば、発言を改めるでしょう。
そして「残念なひと言」を言いそうになっても、ちょっとした「言い換え」を知っておけば不本意な結果になりません。あなたの、好感度は間違いなくあがります。

 何をたずねても「でも」「でもねぇ」で、返してくる人がいます。
もっとくだけて「だって」「だってさぁ」と、返してくる人もいます。

たとえば、あなたが「この本は役立つよ」と友人に薦めたときに
「でも……」「でもねえ~……」と返されたらどう感じますか?

「でも」や「しかし」などは、前の発言を否定して反対意見を伝えるときの接続詞ですから、その後に出るのは「必要ないです」とか、「そうは思わない」のような否定的な言葉です。ですから、「でも」が口から出た途端に、あなたは落胆するはずです。

「だって」ならば、「そんなの知っている」とか「もう使っている」といった、もっと独りよがりの発言に聞こえるでしょう。

すべてに共感しなさい、というのではありません。
自分の意見を持つのは大切ですが、コミュニュケーションの基本は相手の立場になって考える。相互に理解を示すことですから、言下に否定しないで受け止める。先の例ならば「良さそうですね」「使えそうですね」などと受け止めから、自分の意見を伝えるといいでしょう。(明日に続く)

~「残念なひと言」は悪気がなく自覚がない場合がほとんど~
最後までお読みいただきありがとうございました。本年もお付き合いくださいませ。 臼井由妃

💛最新刊・好評発売中💛

💛毎日配信standfm「言葉のパワースポット☆ウスイユキチャンネル」💛


💛YouTube始めました・チャンネル登録して頂けたら嬉しいです💛


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?