自分が主役の人生を歩むのが「倹約生活」
おはようございます!ビジネス作家の臼井由妃です。
お金持ちというと華美な暮らしをしていると受け止める方が多いと思いますが、お金持ちのほとんどは「倹約家」で、収入よりはるかに低い支出で暮らしています。それは節約本や情報番組に影響されて何となく、実践するというスタンスではなく、自分でつくったルールに基づいて「倹約」を行うことです。
何よりも「倹約生活を楽しむ!」が、ポイントです。
無駄なモノを購入しないようにするには、どうしたらいいのか? 洋服を増やさないためのコツは、あるのか? 安い食材でも豪華な「おもてなし料理」が、できるかしら? 少しのお金で楽しめる「趣味」って何だろう? そんなふうに知恵を使って導き出した答である「私流倹約術」の成果が、「預貯金」という結果になる。
今あるお金は、過去の自分のお金との付き合い方を物語っているのです。
資格取得や留学をするために、貯金をしたい。起業のための資金をつくりたい。両親にハワイ旅行をプレゼントしたいから。そんなポジテイブな目標を掲げて「お金」と付き合えば、ぶれずに目標達成まで続けられるでしょう。目標自体が傍目から見ても「輝かしく誇らしいもの」であり、誰かに言われて決めた目標ではないことが重要です。
お金は、目標がなければ貯まらないですし、ましてや、なんとなくでは貯まりません。
幼少期に「お年玉は貯金しなさい」「ムダづかいは止めなさい」、大人になってからも「結婚資金を、蓄えたらどうなの?」「少しは貯金をしなさいよ」などと、両親から意見をされたことが誰しもあると思いますが、それで「お金を貯めよう」「ムダづかいをやめよう」とは、思わないはずです。
それが自分の将来のためになるとは分かっていても、他者から促された行動は続かないのです。ただなんとなく「お金を貯めよう」「ムダを省こう」では、すぐに挫折します。世の中の「節約風潮」にあおられ始めても、長続きはしません。
倹約を続けるためには、次の点が大切です。
・何のために「倹約」をするのか、できる限りポジテイブな目標を見つけ、達成の期限を明確にする。
・「倹約生活」を楽しみ、世間の常識や当たり前に捉われず、そのプロセスを満喫する工夫をする。
自分が主役の人生を歩むのが「倹約生活」なのです。
~倹約生活は自分を見つめる役割も果たす~
最後までお読み頂きありがとうございました。臼井由妃
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