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どんなに便利なモノでも、使わなければただのゴミ
おはようございます!ビジネス作家の臼井由妃です。
便利なものに頼り過ぎると、体や頭を甘やかすことになります。
知恵を働かせたり工夫するということが、苦手になっていきます。かつては当たり前にできていたことが、できなくなってくるのです。
私が学生の頃は、カッターナイフで鉛筆を削ることは、珍しいことではありませんでした。特に美術の時間にデッサンで使う鉛筆は「鉛筆削り器」で削ったものより、芯を露出することができ、寝かせて描きやすく便利でした。デッサンでは鉛筆で線を引くだけではなく、広い面積を描くこともするからです。
しかし今や、カッターナイフは「危険」で「事故の原因」になるからと、鉛筆削りに使わせる学校は少ないでしょう。
私の世代の人にも、包丁で林檎の皮むきができなかったり、ジャガイモの皮は「ピーラー」で、キャベツの千切りは「スライサー」でと、専用の道具がないと手も足も出ないという人がいます。
もちろん必要に応じて、頼るのも策でしょうが、「そのもの」が使えなくなったら、どうなるのでしょうか? 不測の事態の時に困ってしまいます。
技術が進歩し便利なものが増えれば増えるほど、私たちの知恵や身体機能は衰えているのかもしれませんね。本来できるはずの物事ができなくなり、ノウハウが失われている……。
脅かすつもりはありませんが、そのことを心に留めておくべきではないでしょうか?
包丁がなければ、調理をすることはできませんが、だからといって「肉きり包丁」や「チーズカッター」「ペテイナイフ」「パンきり包丁」「中華包丁」まで揃っているのは、私には当然だとは思えません。切れ味鋭い「文化包丁」や「牛刀」が1本あれば、要が足ります。
オーブントースターがあれば「トースター」は必要ないですし、電子レンジにオーブントースター機能がついていればそれで充分です。どんなに便利なものでも、使わなければそれは「ゴミ」と同じ。お金のムダづかいを重ねるだけです。
お金を出せば何でも手に入りますが、「必要な時は必要なだけ手に入れる」という発想は、多くのムダを生みますし際限がなくなってしまいます。
あって当然と考えると、欲しいものが広がり必要なモノも増えていきます。
しかし、「限りあるものをどう工夫して使うか?」という発想をする。
知恵を使い、なくても困らないことに気づく。
「もったいない」という考え方を持つことは「健康・環境・工夫」につながり、これからの生活に必要だと思います。
~「もったいない」が「健康・環境・工夫」につながる~
最後までお読み頂きありがとうございました。臼井由妃
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