話題選びで失敗する人の共通点
おはようございます!ビジネス作家の臼井由妃です。
気まずさを解消しようとするとき、他愛ない世間話や得意な分野の話を始める方が、多いといえます。
世間話ならば
「大雨の日は通勤に苦労しましたね」
「●●がオープンしましたが行かれましたか?」
「仕事のやり方が変わりましたね」など。
これらは質問の形をとっていますから、相手の発言を促す意味では悪くはありませんが、「イエス」か「ノ―」、あるいはただ頷くしか答えようがありません。これから会話が広がる可能性は低いでしょう。
また否定的な話題はその場を重苦しくします。
「話題になっている●●、どこがいいんでしょうかね」
「月曜日は、やる気がでませんね」
「最近、疲れが取れなくて……」
気が滅入ってしまいますよね。
また得意な分野の話は、自慢するつもりはなくても、相手にはそう聞こえる場合もあります。自慢話を進んで聞きたがる人は、少ないもの。
その証拠に、あなたの周囲の人が自慢話を始めたら、適当にあいづちを打って聞き流す場合もありませんか?
中には「この人、自慢したいんだな」と感じたら、存分に自慢できるように誘導してくれる人もいます。サービス精神を発揮して、一生懸命に聞き感動したり共感しながら、どんどん質問をする「気配り上手な人」がいますが、調子に乗ってしゃべりすぎたら、反感を買っておわりです。
では沈黙が生じたら、スポーツや趣味の話題を持ち出すのはどうでしょう。
経験則ですが、これは大盛り上がりになるか、こけるか。当たり外れが激しいと言えます。
以前、大阪出身の方と会話の最中、沈黙になり
「どうしよう……確かプロ野球ファンだったな、そうだ!」
大阪と言えば、阪神タイガースファンという考えしか浮かばなかった私は
「今年は、阪神が調子いいですね」
しかし相手は「……」(無関心)
「優勝するんじゃないですか?」
「……」(渋い顔)
後で分ったことですが、彼は「巨人ファン」だったのです。
オリンピック、ワールドカップ……たとえタイムリーなスポーツの話題だったとしても、盛り上がるとは限りませんし、趣味の話は相手の趣味趣向が明らかに分っている場合以外は、範囲が広すぎて会話を盛り上げる材料になるのは、難しいです。
~タイムリーでも趣味系の話題は相手を選ぶ~
最後までお読み頂きありがとうございました。臼井由妃
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