第一章 執着を手放す①

執着とは、ひとつのことに心をとらわれて、そこから離れられないこと。
執着心とは、何かを失うことを恐れ、しがみつきたい気持ち。

なぜ執着心というものが起こるのか?
執着は自分の中ではなく、他に求める気持ちである。そして求めた結果、それを失うのが恐くなり執着心となる。

仕事が思うようにいかない、愛する人が振り向いてくれない、お金が無い、養わないといけない(面倒をみなきゃいけない)家族がいるから自由じゃないetc…

いろんな状況がある、だがそれ自体は執着心ではない。執着心とは、うまくいかない原因を他人に求めることだからだ。

やれないことを、状況や他人のせいにするのである。では、なぜ状況や他人のせいにするのか?
それは、自分の心を無視して現実だけに目を向けているからだ。まず、思考と心を一緒にはしないこと。思考はあくまでもきっかけであり、ほぼ100%妄想なのだから。
思考がなぜ妄想なのかというと、どんなに自分の頭で思考しようと、他人の思考を見る事や、これから起こる未来を知る事、過去をやり直す事は不可能だからだ。そして、それをすることは何よりも不毛なのだ。

そこで、自分の心に目を向けることの大事さに注目したい。自分の心というのは、自分を知るということ。
自分自身が何をどうしたいのか?何故それをしたいのか?そして、どうなりたいのか?
どんどん深掘りしていくと、自分が本当は何を求めているのかが分かってくる。表面上でしか見てなかったものが見えて来る。
そして、自分が本当にやりたかったことを知る時が来る。

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